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売上アップのためにモール出店を考えた際の利点と欠点その対処法|注意しておきたい点について

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売上アップのためにできることそれはなんだろう。

催事への出店

お店の近所にお菓子を持っていって、味見をしてもらう

SNS発信

商品のコメントしてもらう

楽天市場やYahooのモールやその他のモールなどに出店することが認知度も高まってとてもいい方法ではあります。

出店料などはかかるけど、まずはお店の認知度を高めたい。そんな時に一緒に考えたい注意点も一緒にあげています。

まずは売上アップのためにできることの一つである、モール出店する時に考えたいモール出店の利点と欠点その対処法を考えました。

モールなどに出店することの利点

広告費をかけずに、たくさんの人に見られる機会が得られる

全国、世界の方に商品を届けることができる

ページを作る手間が省ける

定期購入、クーポン発行などの便利なシステム

会員情報の管理が楽

モールなどに出店することの欠点

全国的、世界的になるので競争相手が多いこと

競争相手が多いので選ばれにくい

小さな店は価格競争できない

送料、販売手数料がかかる

梱包作業時間が増える

生物には不向き

直接お客様の顔を見ながらの販売ができないため情報量が必要

では、順番に説明していきたいと思います。まずは利点からです。

利点

広告費をかけずに、たくさんの人に見られる機会が得られる

大きなモールの場合、すでに顧客がいるのでたくさんの人の目に触れられることは確実です。なので出店するだけで検索に引っかかったりすれば自分のお店を知ってもらえます。当然知ってもらう数が増えれば、利用してくれるお客様も増えます。

全国、世界中に商品を届けることができる

実店舗の場合一日の来店数は限りがあるが、ネットを通じてであればどんなに来店数が上がっても限界はない。ページにアクセスすれば誰もがお店に来店できるし、何時でもどこでもネットにつながれば来店できる。そのため地域がターゲットだったのが、全国あるいは世界に広がりシステムが構築されていればどこにでも商品を届けることができる。

ページを作る手間が省ける

自分でHPを作るとサーバーを契約したり、ドメインを設定したり、面倒な設定を自分でする必要があるがモール出店の場合は不要。

定期購入などの便利なシステムがある

モールによっては定期購入やクーポンの設定をできるので、リピーターの獲得や確実に月固定で売上を伸ばす仕組みがある。自分でシステムを作ると時間がかかったりシステムの見直しなどが必要なためとても便利。

会員情報の管理が楽

実店舗と違ってお客様が個人情報を入力しないと商品を購入できないため、会員情報の管理ができること。お客様の年齢層やいつ、どんな地域の方なのか、自分が接客していなくてもこれらのデータを取得できる。

欠点

全国的、世界的になるので競争相手が多いこと

先程、全国世界中に商品を届けることができることを利点としてあげました。ということは、競争相手が世界的だということです。

大手では海外の商品でも日本語に訳し、日本でも販売できてアフターフォローもしっかりとできるようになっています。

競争相手が多いので選ばれにくい

商品が多く出品されているので、それだけの商品から選ばれるようにしなければいけません。同じジャンルの中でどんな商品がたくさんあるのか、どのような商品が売れているのか、選ばれているのかを調査する必要があります。

小さな店は価格競争できない

商品は基本安く仕入れて高く売ること。小さなお店は在庫を抱えても保存しておく場所や対応力にかけますので、価格競争にはついていけません。抜け道はあるかもしれませんが、お客様が同じ商品を扱っている場合より安いものを購入したいしポイントやクーポンを使うことに気にしていてはキリがありません。

送料、販売手数料がかかる

発送するのですから、当然送料がかかります。モールによっては、販売手数料を30%という場所もあります。独自のHPであれば販売手数料がかからず作成できるサービスもありますのでしっかりと考えたいところです。

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また、ポイント制をとっていてお店側がモールで扱っている貯まるポイントやポイント利用分を負担する決まりがある場合などがあります。

決済方法が限定されたり、その他注意事項はモールによって違いますので必ず確認してから出店するようにしてください。

梱包作業時間が増える

実店舗でもギフト用品の場合は手間がかかりますが、段ボールや緩衝材などを使っての梱包作業が増えます。住所の記入や商品を間違いないよう発送するなどの確認作業も必須です。

生物には不向き

離島に発送する場合や、天候などの影響で発送日を指定しても届かない場合もある。特に生物は注意が必要。

直接お客様の顔を見ながらの販売ができないため情報量が必要

お店で直接商品をみて購入することがネットではできないため、お客様が商品の欲しい情報を詳細に記載する必要がある。類似商品がある際には間違って購入されるようなことがないように違いを判るように記載する。写真で詳細がわかるようにすることはもちろん、テキストで商品の大きさや重さなどをしっかりと記載しておくことが大切です。

最後に

いかがでしょうか。欠点と一緒に、どうやって対処したら良いのかをあげました。すでにモールにはたくさんの顧客がついています。モールに出店すると同時にたくさんの方に知ってもらえる機会があり、その点ではとても効果的です。その一方で、販売手数料がかかったりポイント分を負担しなければならないなどの注意点もあります。

自分のお店にはモール出店することがあっているのか、それとも合っていないのかをしっかりと見極め、後でお金の面やお客様満足度で損しないように考えていきたいですね。

おまけ

お店にモールに出店しないか、ネットに力を入れないか、無料で掲載して認知度を高めないか。

誰もが同じ営業トークでモールなどの出店を促してきます。

私の場合はすでに実店舗を経営していて、HPでも通信販売をしている状態での営業の電話でした。HPでお店を知り是非出店してほしいとのこと。

え、私のお店があんな大きなモールに出店できるの?しかも、モール側からの声がけだから無料で掲載できます!?だったら利用したいなぁ。でも、本当に無料なの?出店したことがないのでわからないことだらけで聞きたいことだらけ。

そこで、実際話を聞いたあるモールの担当者様からは、かかるのは販売手数料だけということでした。良かった、販売手数料だけだと安心したのも束の間、30%という販売手数料がかかるという驚き。ケーキ屋さんといえば、ショーケースの中のケーキたち。あのキラキラした美味しそうなケーキがプラス30%の値段で売っていたら?そう考えたら、自分がお客さんだったらよっぽど美味しくないとリピートできないなぁ。

でも、より多くの方に認知してもらえるには良い機会。

モールの担当者さんは、料金を上乗せして販売するだけなので手間はかからず、料金も納得した上でお客様も購入してくれるというけど…そんな悩みに悩んだ私がいました。結局自分のお店のコンセプトに合わないのでお断りさせていただきましたが、今でも出店した方が良いのかなと考える時もあります。

お店の形態によってどんなことをするにしても向き不向きがあって、結局のところはやってみないと分からない事の方が多いような気もします。出店したことのない私の意見なので参考までに考えてまらえればと思います。出店したことがないけど、そんな自分なりにモール出店を考えた上で注意した方が良いことが分かりましたので今回記事にしました。

改めて注意点

  • 販売手数料を上乗せしなければいけないこと。
  • 梱包作業やその資材にお金がかかること。
  • 最終的に実店舗に足を運んで欲しいというお店には難しい。

販売手数料を上乗せしなければいけないこと。

すでに販売している商品の値段に送料や販売手数料を上乗せしてページに掲載するだけなので手間が入らないように見えるが、実際にその値段で商品を手にした時の満足度はどうなのかを第一に考えることが大切です。どんなに便利で美味しくても、値段に商品の価値があっていなければリピートしてくれません。

経営を続けていくにあたって一番大切になってくるのは、お客様満足度です。一度買った商品をどう思ってくれているのか、その良し悪しでまたお店を利用してくれるのかが決まります。リピートしてくれれば広告料なしで顧客を増やすことができるということです。

何度もこのサイトでは言っていますが、お客様満足度が高ければ口コミとしてじわじわと広がりを見せてくれて無料でお客様がお店を宣伝してくれます。小さなお店にとって、口コミほどいいものはありません。その効果はSNSでのコメントよりも高いと実店舗経営で実感しています。

お客様が満足してくれて、お友達や職場、家族でシェアしてもらうことでどんどん広がっていきます。そこにはお客様満足度をどこに持っていくのか、お店のコンセプトと一緒によく考えることが大事です。全てがつながり合った時、知らないところで何をせずともお客様が宣伝してくれます。

梱包作業やその資材にお金がかかること。

段ボール、衝撃吸収材、テープ、住所記入、保存場所、手配など発送するだけと言ってもじつ店舗で販売するのとは違った作業がプラスされます。資材を購入しますのでその分原価が上がるのは見逃してはいけません。

作業が増えたのに、忙しい割には手元に残るお金があまりない。と、気づいた時には困ってしまいます。しっかりと利益を残すためにも細かな材料、資材にも気をかけなければいけません。

最終的に実店舗に足を運んで欲しいというお店には難しい。

自分がお店を持ちたいと思ったのは焼き立てのお菓子を食べて欲しいという思いがあったから。そのためには、HPから購入してくださったお客様にも実際にお店に足を運んで頂き一度焼き立てを食べてもらうというのが一番の気持ちです。そのため、全国に発送をできて便利なモール出店ですが実店舗が遠い場所にある場合には足を運ぶことがなかなかできません。長くお店を続けていれば何かのきっかけに近くに来た時に等で立ち寄ってくれる可能性はありますが、そこに力を入れるより近くの範囲でターゲットを絞ることが有効的であると考えます。

もちろん、自分のお店を目当てにしてきてもらえればとても嬉しいですし、近くの観光を目当てに立ち寄ってくれるよう宣伝するのも良いです。その場合はある程度数を作ることがいつ行っても商品が手に入れられる、常温で日持ちのする、駐車場が広い、交通手段や休業日などたくさんの課題もあります。

近くをターゲットに絞って集客できれば、帰省のお土産などに使ってもえます。その後、逆にネットでも買えると便利なサービスを提供できるのが理想です。

焼き立てがウリなので、あくまでも一番は実店舗に足を運んでもらうことを忘れないようにサービスの仕方を考えています。

この記事は小さなお店で1人でお菓子を作って1人で売るようなスタイルのお店向けです。

在庫を多く抱えられる場合や、1人でもたくさんのお菓子を作れて日持ちするような商品の場合のお店は例外です。自分はなぜこのお菓子を作って売りたいのか、誰に?なぜ?どのように。これが大事です。そのコンセプトがモール出店で活かされるのかどうなのか。

これまで述べてきた理由から自分のお店には独自にHPを持つことが良いという結論です。

モールに出店することは自身のお店をしてもらう機会が増えてとても良いアピール方法です。

その一方でお店のコンセプトに合わないのに、そこにお金をかけてあるいはお客様に負担させてまで出店して満足度はどうなのか。

何度も言いますが、いろんな組み合わせで向き不向きがありますので独自にHPを持つのが良いのか、それともまずはモールに出店してお店をアピールするのが良いのかを考えていきましょう。

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