個人事業主の初めての青色申告
自力で帳簿管理して節税したい!
初心者の私が気づいた知っておいてほしいこと
こんにちは
私の住んでいる県では緊急事態宣言が解除され、営業も再開しています。
最近ではマスクなしでご来店されるお客様が増えてきて
自分も含めて多くの方に少し気の緩みがでてきているように感じます。
ニュースでも報じられているように、第2派が必ずくると思っておいたほうがいい。
私もそう思います。
とはいってもいつまでも張りつめた状態では生活していくのが大変ではないでしょうか。
今まで通りの緊張状態が続くのは相当なストレスだと思います。
だから、これまでの自分の頑張りの成果を称えつつ、今後もしっかりとした感染防止対策を行い
自分にできること、うがい・手洗いはもちろん
こまめな消毒とできる限りの外出自粛を今まで通りしていきたいと思っています。
そんな中、確定申告の時期でもありました。
私が住んでいる町の期間限定の相談窓口は、この時期になると長蛇の列。
他人事だと見過ごしてきたこの光景。
課税事業者から外れたのと、元々ケチな性格もあって
今まで税理士さんにお願いしていた確定申告を、帳簿も全て自分ですることにしました。
これまでも、日々の簡単な仕訳は自分でしていましたが
確認作業や仕訳を転記する作業など全て任せっきりでした。
仕訳方法が分からないものは領収書だけとっておいて、経費にできたらしておいてください。
という始末。
いつになってもこれじゃあダメだと
分かるとことから始めようと決意しました。
が、初めてだと何から始めていいのかがまず分かりません(笑)
そうです、かなりの初心者です。
そこで、とにかくやらないと分からないからやってみよう精神で
とりあえずお金のかからないクラウド型の確定申告ができるサービスに無料で登録しました。
使い始めてまだ1か月程度ですが、中々慣れてきました。
(使用しているのはマネーフォワードです。)
しかし、本当に自分の仕訳方法で合っているのかが、急に不安になったのです。
1週間分の領収書をまとめてこまめに仕訳しているつもりでしたが、これでいざ確定申告するぞというときに
間違っていたら、一年分の記憶を頼りに直していくしかありません。
もし、どうしてもわからず誰かの助けを求めたいとき。
申告時期にあの行列に私も並ぶのかと思うと
ぞっとします。
だったら、今から確認作業をしてしまおうと商工会議所に相談しました。
そこで問題発生。
商工会議所が扱っているソフトが弥生だったのです。
このように、作業を進めていくと最初から知っていたら楽だったのになぁということが後からたくさん出てきます。
あくまで私の場合ですが、確定申告(青色)を自分でするぞ!
そんな方に最初から知っておいて損はないのではないか、という初心者ならではの事項を挙げてみました。
無料で相談できる団体を探しておく
団体に混み合う時期を聞いておく
暇な時期に相談に行く
相談できる団体が扱っているソフトと同じものを使った方がいい
税理士さんに今までの仕訳方法を気軽に聞き出せるような関係を築いておく
仕訳方法が間違っていると、今までの仕訳方法が合っているのかを遡って確認する作業が入ります。
この作業が結構時間のかかる作業でした。
例えば、皿を洗うためのスポンジを購入した時。
自分で仕訳するときには消耗品として仕訳。
でも、税理士さんは工場消耗品費として仕訳していたのです。
これが厄介で、自分で仕訳したのを勝手に(語弊あり)税理士さんが直していた。
そのことに気づかずに仕訳していたのです。
税理士さんは自分の仕事をきちんとしてくれていただけで、私が忙しいことを理由に確認しなかったのが原因です。
後から確認してくれるから、頼りっぱなし。
分かることだけして放置だったから。
原則、これまでの今まで消耗品として仕訳していたものを今日からは雑費として計上はできないということだと思います。
自分の判断でむやみに変更してはいけない。
最初にした仕訳方法で統一して仕訳してね~ということだと思います。
そのことを知り、慌てて仕訳方法を直した次第です。
(別途申告の際に仕訳方法が変わったことを申請?すれば変更可能のようです。その方法など詳しくは最寄りの税務署などにご確認ください。)
注意してほしいこと
相談するには今までの帳簿関係書類を持っていくことになると思うので、お店の知られたくないことも知られてしまう可能性もあります。
例えば業績が下がっていることを知られるのは嫌だとか、利益が上がっているから儲かっているのだな
そんなことが丸裸になると思います。
だから、知られてしまうより、大変な思いをしても自分でやりたい。
という方や、絶対に知られたくない場合はやめておいた方がいいかもしれません。
お店の形態や取り扱っている商品、売上や取引先の数など、お店や事業によっては複雑になるものも多いと思います。
私の場合は小さな菓子店で従業員さんも少なく、現金のみでのお会計で消費税の納税義務者でもないので簡単な方かと感じます。
簡単な方でも高校生のときに勉強していた簿記がかなり役立ったと思っています。
もし、その勉強やアルバイト時代の経験(日々の清算作業)がなければ出来なかったかも。
向き不向きもありますので、是非自分に合った方法で申告できるよう早い時期から考えてみていただきたいと思います。
余談
コンビニで買った抹茶のガトーショコラ。
〇月〇日(〇)図書教育費として仕訳し経費に計上した。
しっかりと領収書を張り付けて。
事業として勉強のための買い物なので恥ずかしくないはずなのに、何故か自分のプライベートをさらけだしているような感覚になってしまうのはなぜだろう。
いつどこで誰と何をしたのか、何のために、そこまでの足取り(電車代とか)まで経費になるのですから
そういう意味では領収書ってアナログの追跡システムみたいですね。
それで節税になるのかもしれないのだから、文句は言えませんが…ケチと変なプライドの戦いですね(笑)
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