下積みなしでケーキ屋さんになるには、金銭力と技術があれば誰でも出来ます。
技術があっても、開業資金がなければケーキ屋さんにはなれません。
逆にお金だけ持っていても、ケーキを作ることができなければ
ケーキ屋さんになれない。
お店を出来るくらいのお金と、美味しいケーキを作ることが出来るのなら
下積みがなくてもケーキ屋さんになることは可能だと私は思います。
どんなスキルがあればケーキ屋さんになれるのか。
全体像をまとめた記事を今すぐ読みたい方は以下をどうぞ。
■必要なスキル全体像からひもとく
どんなケーキ屋さんにしたいのか、何をお客様に届けたいのか。
- 長く続けていきたい!
- 支店をたくさん持ちたい!
- 世界に通用するケーキを作りたい!
- 地域ナンバーワン店になりたい!
なりたい自分になるには、やはり下積みは必要かなと思います。
中学生で将来パティシエになりたいなら
では一体、どんな下積みをしたらいいのか個人的な意見を記事にしていきたいと思います。
中学生といえば、毎日学校に通っているかと思います。
自分は何者で、何になりたいのか。
何になりたいのか、何となく思い描いている時期ではないでしょうか。
中学生時代でも、出来ることはあります。
お遣いを使って、友達にケーキを作ってあげること
予算を決めて、作ることができるからです。
限られた予算の中で、自分の思い描くものを作り上げるということが重要です。
高校生になったらお金の勉強をする
このころになると、何となく思い描いていた自分の将来が
前よりも少しだけ見えてくる頃かと。
もし、この時点で将来は自分のお店を持ちたいと考えていたら
自分の名義の通帳を一つ作って、毎月貯金することをお勧めします。
開業資金として毎月1000円でも、100円でも忘れずにコツコツ貯めます。
銀行にお金を借りるときに信用に繋がるからです。
■銀行からお金を借りる
そして、おすすめが簿記の勉強です。
お金の動きを記録するは一定の決まりがあります。
その記録の仕方を勉強する内容です。
- 学校のカリキュラムが決まっていて自分で選択できない。
- 又は簿記を勉強できるカリキュラムがない。
その場合は無理にしなくても全く問題ないですが
ケーキ屋さんになる(経営者になる)なら将来必ず役に立ちます。
ケーキ屋さん(経営者)が必ずしなければいけない確定申告。
年間を通して見ると、こんな経理の仕事があります。
詳しくは以下の記事でまとめています。
もちろん学業が優先ですが、バイトが出来るのであればケーキ屋さんでバイトしてみるのもいいかもしれません。
思い描いていたケーキ屋さんを一度体験できるのはいい機会だと思いますよ。
特にクリスマスなどの繁忙期は期間限定でもいいから猫の手でも借りたい!という
ケーキ屋さんが多いので、期間限定のバイトを探してみるのもいいかもです。
ちょっと勇気が必要だけど、お店に直接行って履歴書を持って行ったり
ホームページがあればメールをしてみて。
製菓専門学校の選び方
何を重視するかです。
個人的には、寮生活をお勧めします。
1人暮らしは就職してからでも出来ます。
学校は決められた期間にお金を払って通う貴重な時間です。
寮に入ると決まりがあり、必然的に決まりを守って生活することを求められます。
- 時間を守ること
- 一緒に生活する人の事を考えること
- 決まるを守ることの重要さ
大人になってからでも当たり前のことが出来ない人にならないために
学生の頃から身に着けて置くと後から楽。
ただ、真面目に勉強してばかりだと疲れるので息抜きをしたり
時には羽目を外して夜通し遊んだりして、ストレス解消するのも悪くないです。
専門学校での過ごし方
- 誰よりも学ぶ姿勢を見せつける。
→頑張っている人には事業以上のことまで教えてくれる
- 決まりを守る。
→どんなに変な決まりでも取り敢えず守ることが大事
- 先生、先輩にほど良く媚を売りつつ情報ゲット。
→最短の有益情報は人生の先輩が無料で教えてくれる
- 後輩を育てる。
→自分も学べる
専門学校の選び方のポイントは、何を学べるのかという点です。
冒頭で触れた、何を重視したいのかを明確にしましょう。
それから学校によって力を入れているカリキュラムがあるのでそこを重視
- コンクールに力を入れている
- 講師陣に魅力がある
- 海外留学できる
コンクールに力を入れている学校は、コンクールの練習をひたすらやります。
有名なパティシエールが講師の先生として学校に来てくれることもある。
海外留学カリキュラムで学ぶことが出来ると現地のケーキを学ぶ機会がある。
それぞれ、利点がありますので何を学びたいのかを考え、自分に合った学校を選択できるといいですね。
ホテルか専門店か【就職】
就職は大きく分けて専門店にするか、ホテルにするか悩みますよね。
どっちがどうだ。
という結果はありません。
やってみない事には誰にも分からないし
どっちにしても、仕事を一生懸命こなせれば身になります。
アドバイスできるとしたら、誰かの意見を聞きながらも自分で決めること。
どんな決定権も最後は自分です。
親や友達、先生は関係ありません。
お金を出してくれたから、育ててくれたからと言っても
自分の人生を親にあげることは出来ません。
自分の人生は自分のもの
この選択がのちの選択にもつながります。
■就職に悩んだら
どうしても迷った時に一番手っ取り早いのは、先輩に聞く
同じ学校の卒業生から、直接話を聞く機会を設けてもらい話を聞いてみる。
少しでも答えが見えてくるはずです。
下積み・修行がある
どんな有名なパティシエールでも、厳しい修業時代があって、
たくさん学んできた時代があるのではないでしょうか。
就職して技術を学び、内側ではどんなふうにお店を回しているのかを勉強します。
ケーキ屋さんには地域性があります。
どんなものもそうですが、その土地だからこそ売れるもの。
- イベントや催事の売り方
- ディスプレイ
- 在庫の管理や業者さんとのお付き合い…
全てが学べるものばかり。
同時に計画を立てて貯金をしていきます。
ここまでくれば、誰でもケーキ屋さんになるスキルをお持ちかと思います。
あとは実際に経営をしながら勉強をしていきます。
実際にケーキ屋さんをオープンしてみないと分からないことも沢山ありますので
お金の事、集客等を考えつつお店を回していきます。
まとめ
いかがでしたか。
ケーキ屋さんになるにはお金と腕があれば、下積みなしでも出来ると思います。
ただ、自分がやりたいお店にするには
お客様を喜ばせるには、下積みがある程度必要だと思います。
朝早くからの仕込み、閉店後の試作など時間にとらわれ
体力が必要な仕事ですが
自分の好きなことを仕事にして
好きなことで誰かを笑顔にできる
そんな仕事がケーキ屋さんです。
女の子が憧れる職業の1位でもあるケーキ屋さん
ケーキ屋さんになるには、製菓学校に行ったり就職したりと時間がかかることかもしれませんが
まずはどんな仕事なのかを理解して頂き、夢の実現に向けて少しでも足取りが掴めてもらえたら嬉しいです。
雑談
私は、専門学校に通っていた頃から将来は自分のお店を持ちたいと思っていました。
それから就職や生活の変化などあり、夢を実現しようと動き出したのは主婦だった頃。
資金もなく、知名度もなく、不安だけど何故か美味しいのには自信がありました。
まだまだ感、満載でお店を持ちましたが、あの時にお店をオープンできて良かった。
今ではそう思っています。
もちろん楽しい事ばかりではなく、しんどい時もありますが
最高に楽しい!
そう思える瞬間があるので、疲れていても頑張れる。
子どもの頃みた夢はキラキラしていて、現実を見て悲しくなったりもしましたが
好きなことしか出来ない自分だからこそ必死でした。
仕事に求めるものは人それぞれであり、好きを仕事にするのが一番とは思っていません。
ただ、やりたいことは一度だけでも続かなくても出来るならやってみた方がいい。
そう思います。
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