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販売戦略とは|お菓子の開発、差別化する方法

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販売戦略の決め方

自分のお店はどんなお店にしたいか、どんな商品を販売したいのか決まったら、調査します。どこでどんなふうに戦えばいいのかが分かります。

分かればライバルの少ないエリアですから、お客様を独り占めできます。

つまり、ライバルがいなければ長く生き残れるということです。

早速どんな流れで販売戦略を練るのかを紹介していきます。

  • 地域のお店をリストアップ
  • 実際に訪れてどんなお菓子が置いてあるのかをチェック
  • ご自身の商品と比べる
  • 誰もいない部分で商品をつくる

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地域のお店をリストアップ

例えば、パウンドケーキ専門店を立ち上げたいと思ったら、地域のケーキ屋さんお菓子屋さんを全てリストアップします。

1.まずはパウンドケーキで検索をして、ヒットしたお店の名前をひたすら書く。

2.次に、ライバルになりそうな単語で検索をしてお店の名前をひたすら書きます。

来店順位をつけるため、1と2で違いが分かるようにリストアップすると分かりやすいです。

少し面倒ですが、これから経営していくうえで必ず役に立ちます。

頑張ってライバルとなり得るお店は全て書き出していきます。

実際に訪れてどんなお菓子が置いてあるのかをチェック

実際にお店にいってみましょう。

まずは1.パウンドケーキでヒットしたお店に行きます。

少し費用がかかりますが、実際にパウンドケーキを購入します。

同時に、何種類あるのか他に置いてある商品を調べます。

写真は許可を得て撮る。

忘れないようにメモします。

  • 値段
  • 大きさ
  • 内容量
  • 見た目
  • 渡し方
  • 保存方法
  • 消費期限の長さ
  • 何が入っているのか(原材料)

ご自身の商品と比べる

自分が売りたいと思っているパウンドケーキと比べてみましょう。

先ほど挙げたメモリストと見比べて、同じところはありますか?

また、お店同士で比べてみてください。

誰もいない部分で商品をつくる

  • 値段
  • 大きさ
  • 内容量
  • 見た目
  • 渡し方
  • 保存方法
  • 消費期限の長さ
  • 何が入っているのか(原材料)

値段

どのくらいの価格で販売されていたのか、価格を比べてみて実際に少ない価格帯のパウンドケーキにします。

大きさ

ホールで買えるものか、カットして買えるものか、カップとして売っているのか。

どこにもない大きさのパウンドケーキにします。

内容量

ボリューミーなケーキが多かったら、いろんな味を少しずつ楽しめるようなパウンドケーキにします。

見た目

インスタ映えするような、アイシングのしてあるパウンドケーキやカラフルなパウンドケーキがあるのだったら

逆に素朴でシンプルな無添加のパウンドケーキにします。

渡し方

箱に入っていて高級感のある敷居の高いようなお店のケーキが多かったら、誰でも気軽に立ち寄れてあれもこれも欲しくなる手を出しやすいような渡し方をする。

保存方法

パウンドケーキは普通、常温で保存の効く商品です。

あえてクリームを乗せたり冷蔵商品にすることで差別化します。

消費期限の長さ

水分量の多い生ケーキと違い、焼菓子のパウンドケーキなので消費期限が長い。

そこをもっと長く保存できるように商品開発ができれば駅などのお土産用としても。

何が入っているのか(原材料)

原材料は何を使っているのか。

国産のもの、地元の物、輸入のものなのか

子どもでも食べられるフレーバーなのか、それとも大人向きのお酒の効いたパウンドケーキなのか。

まとめ

販売戦略の練り方の流れのおさらいです。

  • 地域のお店をリストアップ
  • 実際に訪れてどんなお菓子が置いてあるのかをチェック
  • ご自身の商品と比べる
  • 誰もいない部分で商品をつくる

ライバル店をリストアップして実際に商品を買い、誰もしていない形でその商品を売る

長く生き残れるお店の商品の決め方は販売戦略で決まります。

もし、お店を開店した後で他のお店が同じことをしたとしても

最初に始めたお店は強いです。

全く同じような商品を置いてあるお店なら美味しく作れば、まずお客様から離れられるという事はないです。

ただ、お店の数が多すぎると需要と供給の差で難しいかも。

新店が出来ると、お客様は新店に行く可能性は高いです。

しかし、どこにもない商品を扱っている限り

お店のオリジナルでありどこに行っても買えないものですから、お客様が必ず戻ってきます。

でも、今の状況に満足したままではダメで

というのも

どんどん新しいお店やライバル店は出来る可能性があります。

  • 自分のお店では買えない商品は何か。
  • 来てくれるお客様は何を求めて来店してくれるのか。
  • 次はどんなことに期待してくれているのか。

常に意識して経営していくことが必要です。

雑談

難しいことのようですが、手作りお菓子を誰かに食べてもらったことがあれば

誰もが考えることではないでしょうか。

お菓子でなくても、夕飯でも同じ。

手土産だってそうです。

渡す人の事を考えて、どんな物だったら喜ばれるのか。

次はどんなものを持って行ったら、もっと喜んでもらえるだろうか。

そうやって自然と考えていることを自分の作ったお菓子に変えるだけです。

欲しくない物の押し売りにならないよう、しっかりとライバルを知ることで戦い方が分かります。

これが販売戦略です。

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