お店準備

お店開店に向けて 予算はいくら?

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誰もが自分の技術や知識を発揮できる職業に就きたいと思うのは当然のことです。ではその後は?転職や退職を機に自分で何かやろう、その時にまず知っておきたいお金(予算)のことを3つ挙げました。

  1. とにかく必要なものを書き出すことから始める
  2. 新たに購入するものの値段を調べる
  3. 個人事業主の場合は生活費も必要

1.とにかく必要なものを書き出す

自分のお店をつくりたい。そんな時はまずザクっと必要なものを書き出してください。例を2つ挙げてみました。

例1:菓子店の場合(泡だて器、ミキサー、オーブン、大きめのボール、包丁、小麦粉、砂糖、ショーケース、商品棚、レジ、トレー、レジバック、など)

例2:コーヒーショップの場合(珈琲ミルサー、珈琲豆、ドリップペーパー、ストロー、シーラー、注文票、テーブル、椅子、メニュー表、自分が好きなクッキーもお店に置きたいなど)

大事なのは思いつくものを何でも書いてみる。私はアナログ人間なのでノートに記入しました。スマホのメモ機能(メモアプリ)や、パソコンのワードなどなんでも構いません。とにかく、細かいことも全て書き出す。

これだけで面倒くさいと感じます。私はそうでしたが、これだけですごく頭を使います。ひとつ書くとあれもこれも…といった具合にどんどん必要なものが出てきます。

欲しいもののの価格を予想で書いていくことは危険です。後で予算が足りない!と困ってしまわないためにも、お店で確認したりネットで検索し探してみましょう。

面倒だけど、経営していくとこのような細かい作業をしていくことも大事だったりすることもあります。

練習のつもりでゆっくりと初めてみて下さいね。

分からない物の値段は、サイトで確認すると楽です。


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サイトで検索した後はエクセルで入力して計算すると間違いもないし、おすすめです。私がした手順はこちらです。

サイトで必要なものの値段を検索
↓
手書きで夢実現ノートにひたすら書いていく
↓
エクセルで合計金額を出す

会社にいたときは、「おはようございます」の一言で仕事に入れます。

準備がすでに整っていますから。サラリーマンやバイトの時は当たり前だった、時間内に出勤しタイムカードを押してデスクに座ってパソコンを開く。この短時間で使用するものを全て自分でお金を出し、手に入れ準備をしなければいけません。

タイムカードの機械を購入、設定、タイムカードの用紙を購入、電気もないと印字できませんし、置いてある台に、デスク、椅子、パソコン、マウス、インターネット接続…。

これからもっともっと面倒な細かい作業が続きます。

パソコン一台あれば、自宅で仕事できますよ。そんな方もいらっしゃるでしょう。

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しかし私は上記のような存在を知っていても自分の好きなことに挑戦してみよう、やってみようと開店準備を始めました。

周りには反対する声もありましたが、自分が決めたことですから一生懸命頑張るほかありません。大変なのはこれからです。気合を入れて取り組みましょう。

一見、単純ようですが準備するものに見落としがあると、後々お金が足りない。と予算オーバーしてしまうことも。

頭の中で整理するには限界がありますのできちんと書き出して次のステップへの一歩を踏み出しましょう。

2.新たに購入するものの値段を調べる

ネットで検索すると出てこないものはない、便利な世の中です。中には値段比較サイトもありますので中古でいいもの又は新品で比べたり、知人を頼ってみたり、自分でDYできるもの等考えてみましょう。金額が大きい備品については専門の業者に見積もりをお願いしましょう。

ここでお勧めしたいことがあります。それは、最低金額と最高金額の2パターン作ることです。

何故かというと、

①最低でもこのくらい用意できれば開業できるという目安になる(人間ですから最初から完璧に計算できる人は少ないので後から足りなくなる数字ではあります)

②全部欲しいブランドで揃えたい場合など、大きく見積もっていくらになるかを知る

予算に余裕がある、金ならある。という方には関係ありませんのでスキップしていただきたいことではありますが、私の場合は開業資金がゼロの状態でしたので少しでも節約したかったという理由があります。

でも、銀行がお金を貸してくれるならこれは少し高くても希望の物を買いたい。というような思いが出てきます。その時に何パターンかあると頭が整理されて便利です。(融資決定を前提として)

私の場合は資金がゼロですから、4パターン程作成しました。

3.個人事業主となる場合

自分が事業主となり小さな規模でお店を開く場合、経費にはできない生活費も計算することを忘れずに。

実家に住んでいて、生活費はかからない。などという例外はありますが、今までかかってきた固定費を忘れずに入れましょう。スマホ料金、各種保険料、その他契約しているもの(U-NEXTのようなサービスを利用している場合など)保険料については経費計上できるもの有。詳しくは今後、更新していく予定です。

今すぐ知りたい、興味のある方、詳しくは税理士さんや地域の商工会議所の経営担当の方にご相談頂くか、検索してみてください。

まとめ

  1. とにかく必要なものを書き出すことから始める
  2. 新たに購入するものの値段を調べる
  3. 個人事業主の場合は生活費も

少し面倒ですが、必要なものを書き出して一つ一つの値段を調べることから始めます。

書き出していくことで、どんな準備をしていけばいいのかが想像でしかなかったのが現実となって見えてきます。

見積もりをだしたり、時間がかかることも多いかもしれませんがひとつずつ考えて行けば分からないことはなくなります!

あれもこれも、調べないと分からないことだらけ。

でも、調べれば何でも分かる時代です。

ひとつひとつゆっくりでもいいから、前に進んでいきましょう。

おまけ

銀行からお金を借りる際に絶対に必要となってくる事業計画書。実はお金を借りない場合でもしっかりとした事業計画書を作成しておくことで、実際に開業してからの経営に役立つことが多くあります。

事業計画書を作っても門前払いをくらう話も記事にする予定。(失敗と成功の経験有)

銀行も商売ですから貸したいけど返済できなそうな人には絶対に貸せませんので。

開業するだけなら税務署に開業届を出せば簡単に開業できますが、その後しっかりとした利益を得て自分の手元に残るお金の事を考えるのはとても重要なことの一つです。

とても面倒なことかもしれませんが今後の生活のためにも、健康的に事業を続けていけるようになるためにも開業前にしっかりと計画を立てて開業に踏み切りましょう。

普通の主婦だった私でも開業できました。

私の場合は好きなことだから計画してできたのかもしれませんが、最初に考えておくだけで後で楽になることもあります。

頭の隅に少しでもあるのと、全く何もないところから何かが突然出てくるのとは違います。

さぁ、開業に向けてもう一踏ん張りです。

頑張りすぎず休憩しながら計画していきましょう。

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