お店準備 お店運営について

見た目が大事

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同じ値段だけど、パッケージが違う商品。

デザイン性があって何が入っているか分かる商品と、真っ黒なパッケージにただ商品名を書いただけの商品。

どちらを買いますか?

ケーキ箱が用意してあり自分で取って何種類かあるケーキの中から決められた数を詰めるケーキバイキング。

同じショートケーキでも苺が新鮮でクリームが少しでも多いものを選びませんか。

味は一緒、おそらく同じ日に作ったケーキなのに。

分かっているけど、人間は遺伝子的観点からそういうものを選びます。

艶がないものより、艶があるもの。

特に日本人は、見た目の清潔感を気にする人が多いかと思います。

フルーツタルトに乗っているフルーツには必ずといっていいほど、ツヤがあります。

理由は味の向上、乾燥防止。お店によって用途は異なれど、一番は見た目でしょう。

お店のHP、無いよりあるほうが信用度が高い。携帯電話より固定電話の方が信用できる。

HPもページ数がたくさんあって、手の込んだ見やすいものだったら、ちゃんとしたお店なんだな。

なんの根拠もないのにそう思ってしまいます。

とはいっても、初めから全て揃える必要はありません。

最初から完璧に用意するのは大変です。

ひとつずつ必要なものを揃えていけば問題ないと思います。

が、お店を構えるのであれば後々必要なのかなと個人的には思います。

得意分野であれば、使わない手はありませんが。

寒すぎて今すぐ購入したい服があってとか、お腹が空きすぎてしょうがないといった状況ならまだしも、一人で行く時には必ずと言っていいほど見る情報。

事前にチェックしますね。

子ども連れならなおさら。

そんな知りたい情報がネットで仕入れられなかったら、そのお店を選ぶ基準にもなれません。

特に初めてのお店は不安材料をどうやって少なくするのかが重要だと思います。

自分がお客様の立場で考えた時に、必要だなと思うものには迷わず投資しましょう。

しかし、需要がなければ損するだけです。

お客様層が50~60代の女性でガラケー世代なのに、電子決済サービスを導入しても無料とはいってもあまり需要ないです。

無料だからいいけど、手間はかかりますよね。電気代も。

細かいですが、結構この細かいところまで気にした方がいいです。

細かくても何カ月、年単位で考えるとお金かかりますよね。

しかもその媒体の調子が悪いと新たに購入したり、システム自体を無くしてしまうということになります。

一度使っていた機能が使えなくなるのは不便ですよね。

細かい事でも、どんどんマイナスになっていくことだって考えられます。

しかし、インターネットで購入するほとんどのお客様は、クレジット決済などを選びます。

手数料がかからないからです。

なので、簡単に電子決済はいらない。

などと簡単には断言できませんが、自分のお店に合ったシステムは何かを考えてみましょう。

最近世間的にも増えてきていて、クレジット使えるのかどうかお客様によく聞かれる。

電子決済が使えないから、単価が下がってきているのであればすぐに導入を考えましょう。

HPは誰でも簡単に作れるものではないので、ハードルは高いと思います。

その他いろいろ準備すると固定費がかかりますが、お店の宣伝はもちろん、どこかの記者さんが見つけてくれて取材の依頼がくるかもしれません。

見つけてくれても見た目で、取材する価値ないなと思われたら依頼は来ません。

通常このような取材は無料で依頼されることが多いのでお得です。

(依頼料があるか要確認)

そう考えたら、大事でしょ。見た目。

個人店で今一番の問題になっているのが、人手不足。業者さんが人手不足を補うための美味しい営業をかなりしてくださいます。

どこも人手不足で困っているそうです。(菓子店限定かもしれませんが)

自分の携帯電話に、お客様からの問い合わせならともかく

営業の電話や、勧誘の電話がきたら一人では対応しきれません。

開店したてのころ問い合わせも多く、営業の電話もたくさんきます。

電気代が安くなるとか、材料を使いませんかとか、オーブン売ってくださいとか。

そんな時にメールのお問い合わせ先があれば便利ですね。いきなり電話してくる方ももちろんいますが。

話が逸れましたが、商品もHPもお店も自分だって見た目で判断されます。

このように、見た目は重要です。

このように表示される文字も、読みたいか読みたくないのかを、見た目で判断される時代ですから。

ココナラでデザインを依頼する

見た目で高級感がだせれば値段にも差が出てくるかもしれません。

もちろん、見た目だけで中身がイマイチだったらリピートはありません。

値段はともかく、お客様が来店しお店に入った瞬間の雰囲気と商品の見た目の良し悪しで購買意欲も変わります。

菓子店の場合の真似したいおすすめ店は百貨店の催事です。

百貨店の催事にいくと、商品の見本や、商品の断面図、この菓子は何者なのか。

お店の人に聞かずとも情報が入ってきます。

情報が入れば興味を沸かせられるし、立ち止まって見ます。

そこで好きなものがあって、押しの一言を言われたら買っちゃいます。自分だったら。

百貨店の催事に出ている菓子屋さんは勉強になりますので、ぜひ足を運んでいただきたい。

全国から集まったお店の中から自分のお店を選んでもらえるように、どのお店もたくさんのアイディアが詰まっています。

個人店ではお客様が来てくれる時点でお店を選んできてくれているのですが、欲しいと思っているものの見た目が悪いと引きますよね。

単価は低いでしょう。

逆にどれも欲しいと思えるような、それが欲しい、私には必要だと気付かせてくれるものがあれば、売れます。

単価が上がります。

単価が上がらずとも、次にまた来よう、次に来たらこっちを買ってみよう。

また来てくれるキッカケになります。もしかしたら常連さんになってくれるかもしれません。

では美味しそうに見せるにはどうしたらいいでしょうか。

もし、菓子店で例えるならば

袋に入っている焼き菓子より、ショーケースに入っている生ケーキの方が美味しそうに見えませんか?

はい、見せるんです。

袋から取り出して見本にするのかもしれないし、手打ちのラーメン店だった麺を見せてもいいし、

製麺機を見せてもいい。

パン屋さんだったら、オーブンを見せる等。どれも定番ですね。

お店のコンセプトによって見せ方はいろいろ。

商品のコンセプトによっても見せ方はいろいろです。

たくさんの心を込めて、手間暇かけて、自分で商品化したもの。

その気持ちが少しでも伝わるように、見せてください。

せっかく愛情を込めて作り上げたものも、お客様が購入したい。

と思えるように見えなければ売れません。

高品質でも、その価値を知ってもらえなければ物は売れません。

何に一番こだわっているのか。そのストーリー見えるようなディスプレイ。

ネーミング、POP、説明、デザイン。

センスがなくても、センスがないなりに頑張ればできます。

というか、やらなければいけません。自分のお店なので。

気持ちがあれば絶対に、伝わります。お客様はそういうところもしっかりと見ていますから。

さあ、あなたの生み出した商品を最高のパフォーマンスでお客様に提供しましょう。

おまけ

スーパーに買い物に行って買いに行ったものを買い忘れて、他の物を買って満足して帰ってくる。

忘れたことに気づいて買いに行くのに、目的以外のものをさらに買って帰ってくる。

ある意味スーパーですね。(笑)

小さく始めて小さく続ける

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