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焼菓子専門店の販売促進について|種類や目的など詳しく解説

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販売促進とは

英語では sales promotion(グーグル翻訳にて)

コトバンクによると、販売活動の一環として、売り手が買い手に対して行う需要の喚起と刺激のための諸策をいう。 英語のままセールス・プロモーションといったり、省略して販促ということも少なくない。

販売促進ってなに?

これは個人的な解釈ですが、要するに

店側が、お客様に商品を買ってもらえるように働きかけること。

だと思います。

とは言っても、具体的に何のことなのか。説明できる人は少ないと思います。

この記事では、実際にあるお店は一体どんなことをしているのか。

気になる種類と目的を詳しく解説。

実際の体験を元に作成していますので、これからお店をやりたいと考えている人の集客や

シンプルに、実在するお店がやっていることを知りたい!という方に向け。

私が経営しているお店は小さな焼き菓子専門店であり、そこに近い経営を目指す方向けとなっております。

では早速、解説していきたいと思います。

年中無休で働いてくれるオリジナルページを持つべき訳

販売促進をする目的と種類

目的はお客様に買ってもらうためです。

とてもシンプル

ただ、個人的には種類によって商品のどんなことを伝えていくことが目的なのか

種類によって目的が分かれていると感じています。

経理上、主に販売促進費となるもの

・試作品の作成費用(動向を取り入れるため)

・オリジナルグッズの制作費用(限定感)

・カタログ製作費用(情報を正しく提供するため)

・コンテスト出品費用(購買意欲を高めるため)

経理上、主に広告宣伝費となるもの

・チラシ(知らせるため)

・ライントーク(親近感)

・ダイレクトメール(思い出させるため)

・訪問営業(親密感)

・置きチラシ(新規)

・雑誌(話題性)

その他SNSなど。

広告宣伝との違い

個人店の場合、違いはないと考えて大丈夫だと思います。

厳密に言えば違いはあります。

ただ、数年間経営をしてきた上で同じであっても問題ありませんでした。

税務署の方からすると怒られるかもしれませんが…

広告宣伝と販売促進の違いは、細かく言えばあるけど小さな個人店の場合は気にしなくていい

その理由は経費にするときの勘定科目の違いぐらいだと感じているからです。

では、実際にかかった経費を何として記録したらいいのか。

この勘定科目を決めるのはちょっとややこしい。

これは各々状況が違うと思いますので、国税庁の法令を参考にしていただくと最新の情報が得られると思います。

参考までにリンクです。

交際費と広告宣伝費の区分について

誰に向けて、どのように出費したものなのかによって勘定科目が違うのが分かると思います。

※上記の目的と種類の際にご紹介しましたが、あくまで例ですので帳簿の際にはお気を付けください。

自分で経費記録や青色申告するのが面倒だと思う人は、お金はかかりますが、税理士さんに依頼するのがおススメです!

専門家ですから、分からないことは何でも教えてくれます。

ただ、青色申告を依頼するとしたら早めに依頼しましょう。

自分で申告したい方には以下の記事がおすすめ

的を絞ってプッシュしてみる

いつもコンビニの弁当や外食をしている人に、スーパーのチラシを配ったり安売りの広告を出しても効果は薄い。

多分上記の人は、

便利を求めてコンビニに行き

後片付けなどがいらない外食で済ます

これです。

安さを求めていたら、自分で料理しストックなどして食べるはず。

このようなことから、誰に向かっておススメを伝えるのかが大事と考えます。

プッシュするお客様はどんな人だろう。

自分のお店はどんな人に喜んでもらえるのか

この商品を買って満足してくれる人はどんな人?

基本的なことですが超重要です。

その人にプッシュするために働きかけるのが販売促進。

焼き菓子専門店の販売促進カレンダー|1月~12月まで

1月冬休み、お正月、ウィンタースポーツ
2月豆まき、バレンタイン
3月ホワイトデー、卒業シーズン、送別会
4月入学、入社、歓迎会
5月こどもの日、母の日、ゴールデンウィーク
6月父の日、ブライダルシーズン
7月夏休み、スポーツ大会、海の日、山の日
8月お中元、帰省、お盆、ビアガーデン
9月敬老の日
10月収穫の秋、ハロウィン
11月夫婦の日、ポッキーの日
12月クリスマス、忘年会、お歳暮

参考までに。他にも引き出せる可能性あります。

夏は暇じゃない|考え方次第で繁忙期

多分、ほとんどの人がケーキ屋さんは夏が暇だと考えます。

これは焼き菓子専門店を経営していて分かったことでもありますが

夏こそ忙しいと思います。

その理由は以下

夏休みの人が多い

人が多い方が来てくれる可能性がある

お客様は仕事をしていますよね。

時間がないと、お店にも行けません。

ネット販売は違いますが、仕事が忙しくてしょうがない時は多分皆さん直帰し一刻も早く休みたいはず。

だから、夏休みのある夏でもケーキ屋さんが繁忙期になる可能性はあると思うのです。

来ない原因は、お客様が求めているお菓子が買えないと思っているから

夏でも甘いお菓子は食べるのに、なぜかケーキ屋さんには足を運ばない人が多い。

  • 単純に、販売促進が出来ていない

夏休みの手土産、お出かけのお土産、おやつ、想像を膨らませれば、出来ることはたくさんあるはず。

でも、言葉でいうには簡単ですね。

来ないからと諦めていたら本当に暇で終わります。

やるか、やらないかは自分次第。頑張ります。

まとめ

販売促進について種類と目的などを解説してきました。

お店によってお客様に求められているものは様々ですが、私のお店の場合は夏に忙しくなる理由はこうでした。

・遊びに行く人が多い

・家にお客様が来ることが多い

・家族が帰省してくる

・常温でOKなお菓子が欲しい

・いつもと違うお菓子を買いたい

・お中元として使いたい

自分用のお菓子というより、誰かのためのお菓子を購入したいお客様が多く来店してくれていた。

暇な時に来店してくれたお客様は、何を求めているのか。

どんなサービスがあればもっと満足してくれるのか。

そこに合った商品開発と、的を絞った販売促進をする。

これが自身のお店の販売促進方法です。

いかがでしたか。

言葉にするとちょっと難しそうだけど、やっていることは単純。

商品をアピールする。誰に?

喜んでもらえそうな人に向けて

以上が実在する小さな焼き菓子店がしている販売促進です。最後まで読んで頂きありがとうございました。

雑談

今回は結果論で記事を作成しました。

販売促進って簡単な様で難しい。費用をかければいいってものでもないし。

いろいろやったけど、何でそのお客様が喜んでもらえるか。理解するのは難しいと実感しています。

営業時代の販売促進方法を挙げてみると

無料のアンケートとか、無料体験。「無料だから安心してください」と相手の情報を聞き出し、好きそうな話題を持ちかけたり仲良くなって商品も買ってもらう。

そんな手法。

それが悪いとは思いませんし、それで商品を買ってくれるなら自分を信用して買ってくれるのだから嬉しいこと。

でも、私には合っていなかった。声を掛けて、断られる方が多かったからです。

コミュニケーション能力が低い自分なので頑張って声を掛けて断られることが苦痛だったのです。

きっと話し上手でコミュニケーション上手だったら、営業職も楽しみながら出来ていたのではと思います。

そんな私が営業の時に効果を得たのはとにかく声をかけまくって足を運びまくったことです。

勉強ができた訳ではないので、とにかく行動して100声をかけて1取れればいい。

ノルマが5なら、500声かければいい。そんなノリでした(笑)

でも、その時の自作チラシの作成経験が今の経営に活かされています。

どんなチラシだと目に留まって、問い合わせが増えるのか等々。

営業職は一番大変な仕事だと今でも思います。

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