細々続けるのに大事なこと【まとめ】

保健所の許可の下りた施設でお菓子を作り自分で細々と販売していく。

そんな形の小さなお店が増えています。

総務省が公開している統計データによると、

シェアリングエコノミーに関する実態調査での年間取引額では

モノや場所、スキルは1 兆 4,547 億 89 百万円

民泊で678 億 3 百万円～1,459 億 62 百万円

と、民泊よりモノ場所スキルのシェアが多いことが分かります。

（平成３０年「シェアリングエコノミーに関する実態調査」等の結果概要より）

そこで、細々と続ける。

大企業や本格的なお店とは違う、専門店らしい小さく始めて細く長く続けていくのに大事なことをまとめました。

細々とは（ほそぼそ）と読む【意味は？】

たまに耳にする、細々とやってます。

読み方はほそぼそ。

意味の一つとしてかろうじて続いているさまとあります。

細々と生活しているとしたら

• 豪華じゃないけど、暮らしていけている。

細々とお店をやっているとしたら

• 大儲けじゃないけど、続けていけている。

そんなイメージになるのではないでしょうか。

ただ、会話の流れなどによってはその限りではないかもしれませんね。

地域の小さな駄菓子屋さんなどは一つを売って、利益は数十円ほどではないでしょうか。

そうやって細々とやっているお店は少なからずあると予測します。

細々とやっていくにしても、生活していくためには収入が必要です。

ここで大切になってくるのが、その利益のこと。

どのくらいの収入が欲しいのか

一カ月当たりどのくらいの収入があれば生活していけるのかを考えます。

最初から厳しいことを言うかもしれませんが、

良いものだから売れる

美味しいものだから売れる

　待っていれば、いつか売れるは存在しない

小さく始めるにしても、他に収入減がない限り赤字では生活できませんし

いくら好きなことでも、誰かの役に立つことでも

赤字より少しでも自分の利益に繋がった方がモチベーション維持にもなります。

モチベーションが上がれば、また次へ次へと良い連鎖になる。

まずはどの位の収入が欲しいのか

１ヶ月あたり目標を決めておくのがおススメです。

具体的な数字を出す

１カ月の収入目標が決まったら、営業日や休業日などを具体的に決めていきます。

• 一日の売上

• 営業する日にち（休む日）

• 作る数

• お菓子の値段

等を決めていきます。

目標とする、ひと月の収入が決まったら一日の売上が決まります。

何円のお菓子を何個売るのか決め

１日に販売するお菓子の数を一緒に考えます。

ここで大事になってくるのが、一人で何個作れるのか。

小さく始めるのだから、1人で作って販売までする

1人社長スタイルが多いかと思います。

1人で作るのには限界があるので、一日にどのくらいまで作れるのか

実際にかかる時間を計算しておくことが大切です。

一日のタイムスケジュールを考える

一ヶ月の目標が決まったら、一日働くイメージをします。

朝何時から何時まで働くのか

その間に出来る商品の数

お菓子を作るだけでは成り立ちませんので、販売時間や仕込み時間のこともイメージする。

• 製造時間、片付け

• 経理

• 休憩時間や移動時間

販売スタッフがいなければ、一日中ずっとお菓子を作っていられない。

ひとりで何役もできないので、タイムスケジュールを考えておくことは重要です。

体力と相談

どんな仕事でも、体が資本です。

体調が良くないと何もできませんから、自分の体力と相談しながら続けていくこと。

時には少し無理をすることがあっても、毎日続くといつかヒビが入ってくるもの。

最初は慣れないことで疲れも感じやすいかもしれませんし

慣れてくれば、もっと色んなことに挑戦していく余裕も出てくるかもしれませんし

そこはご自身の体調と相談して細く長く続けていきたいですね。

やりたいことを実現するに限る

冒頭でも少し触れましたが、好きでもない事をずっと続けるのは不可能です。

好きなお菓子作りでも、毎日同じ作業の繰り返しでは飽きる。

どんなに利益があっても、嫌なことは続かない。

やりたいこと、実現したいことをするに限ります。

やる気があれば何でもできます。

やれば何でもできる時代だと思います。

• 作るのが好きだ

• 接客が好きだ

• 気遣いが好きだ

好きなことで、得意なことを活かせたら最高ですね。

まとめ

細々と続けていく、小さく始めて小さく続けていくにもある程度の計画は必要です。

大事なお金の事、生活の事…

利益ばかりを求めていてはいけないけど、利益がなければ生活していけないのも事実です。

まずはどの位の収入を目標にして

目標を達成するためにはどの位働けばいいのか

タイムスケジュールを作成します。

合わせて一人で何個作ることができるのか

一日の売上など逆算して予測することも重要です。

欲しいものは何でも出に入る世の中だからこそ、何を売りにするのか

ココでしか手に入らないオリジナルを上手に販売したいところです。

雑談【なぜ記事にしたのか】

細々と続けていくんだから、別に売上計算とかいらないでしょ

ただ、自分の作ったお菓子を売ってみたい！

とにかくやってみたい！という方向けではないですが

細々でもずっと続けていけるのにも理由があります。

誰かに必要とされるモノがあっても、そこ何かがなければ、同じモノを販売する新店に負けます。

近くに違う系列のコンビニが出来てもどっちも潰れない店が存在するのは

どっちにも必要とされる何かがあるから。

もし、小さくてもずっと続けていきたいとしたら

ココでしか手に入らない何かが必要。

始めは大手の真似をしたり、売れているお店の真似から始め

自分だけのオリジナリティーを織り交ぜる…など

それから記事にした理由でもある、生活の事も考えること。

会社員の時はできたことが自営業でできないことがあります。

（自営業ではできることも沢山ある）

それは多様なので一概には言えませんが、始める前によく考えておいて欲しいです。

私は生活の事を考えていませんでした。

その結果、体を壊し少しだけ後悔。

忙しいは嬉しい。

だけど、仕事の事ばかり考えて自分や生活面を考える余裕がなかった。

だから、小さくても始める前に生活の事も一緒に考えて欲しいのです。

仕事終わりに帰って休む時間を考えたら、一日作れる限界は何個だとか…。

せっかく始めるのであれば自分も楽しみながら、長く愛され続けられると嬉しいですよね。

雑談が長くなりましたが、体調は本当に大事だとどうしても言いたかった。

若くても体を壊す時はあります。

ぜひ、ご自身のお体を最優先して楽しい経営を目指して計画を立ててください！

最後まで読んで頂きありがとうございました。