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青色申告とは個人事業主の申告方法まとめ

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1、e-tax

  • OS、ブラウザ
  • PC
  • マイナンバー読み取り対応スマホorICカードリーダライタ
  • 利用者識別番号

上記を準備し慣れれば簡単に申請できる

2、直接持参

オンライン、またはソフトなどを使って決算書などを作成し納税地の税務署に持参する

3、郵送

オンライン、またはソフトなどを使って決算書などを作成し納税地の税務署に郵送で送る

青色申告と白色申告の違いは

青色申告では、帳簿が複雑で確定申告をするときに税務署に提出する書類が多い。

だけど、その分65万円の特別控除が受けられる。

(収入から65万円引かれるので支払う税金が少なくなることがある)

白色申告では帳簿が簡単で提出する書類が少ない分控除は10万円

赤字の場合繰り越せないなどのデメリットがある。

です。

※他の違いは後述します

帳簿が苦手だから、白色一択でしょ。

という方、ちょっと待って。

少し自分の話をします。

知識がなく青色申告をする自信がないから

白色申告を選んで、後悔した話です。

開業して1年目に白色申告(12月に開業)

一年目、赤字

翌年の収入は当然上がる(1月~12月まで営業したから)

白色では赤字を繰り越せず

収入が上がった分の税金を多く払う。

確か、20万円ぐらいは多く支払った記憶があります。

(翌年から税理士さんにお願いして青色申告したため、税理士さんに言われました)

前の仕事は辞めて、約半年お店の準備をしました。

12月に開業したので事業収入は1か月分。

お店開業にお金がかかったので当然赤字です。

ただ、白色申告だったので帳簿の記録や複雑な計算はありませんでした。

その点はメリットでした。

青色と白色の違い

青色申告

  • 仕訳帳と総勘定元帳の作成
  • ↑を元に貸借対照表と損益計算書の作成
  • 確定申告書(B)、青色申告決算書、控除を証明する書類と一緒に提出
  • 帳簿関係書類は7年間保存

白色申告

  • 確定申告書(B)と収支内訳書、控除を証明する書類の提出

青色申告は事前にその旨を2カ月前までに税務署に伝えて置かないとできません。

一方、青色申告しますよ~

としても白色で申告して問題ありません。 

もし、帳簿が苦手でやったことがないから分からない方は無料でお試しできるソフトがあるので試してみてください。

参考までに私が使っている会計ソフトを貼っておきます

やよいの青色申告オンライン

分からないことがあれば、青色申告協会やネットで調べれば何でも出てきます。

節税などしなくても売り上げがそこまで見込めないかもしれない。

そう思っていても先の事はどうなるのか、今からは分からないもの。

赤字を繰り越せていたら、

支払わなくても良かった税金があったので、よく分からないからという理由で選ぶのはキケンです。

後悔しないようにも、青色申告と白色申告の違いをしっかりと理解し

どちらが自分のためになるのかを考えてみましょう。

いつからいつまでを申告するのか。

1/1~12/31までの一年間の取引を記録し、翌年の決められた時期に申告をします。

一般的なのは、2/16~3/15の間。

災害などその他の理由で提出期間が長くなる場合もあります。

決められた期間内に提出しないとペナルティが発生する場合もありますので

期間は、きちんと守りましょう。

期間を守るためには日々の取引内容をコツコツと、整理していくことが大切です。

週一、月一などご自身にあったペースで取引をまとめること。

いつやるのかを決めておくと忘れることなく整理できるのでお勧めです。

どこまで経費にできるのか

個人事業主の場合、家で仕事をすること

仕事を持ち帰ってやることがあります。

青色申告では

その場合の電気代や、家賃などを経費にすることが可能です。

どのようにして計算するのか分からない場合でも、ソフトを使えば計算方法を教えてくれるので便利です。

無料でお試しOKなので白色申告でも入力に慣れておくと便利です。

青色申告はどうやってやるの

1、まず、開業届を出すときに「青色申告承認申請書」を一緒に提出します。

事業を開始してから2か月以内ですから、開業届を出すタイミングで一緒に出せば問題ありません。

これを出さないと青色申告できません。

開業届は、開業してから2か月以内に出すことになっています。

2、日々の帳簿をしっかりと記帳し必要な申告書類を作成する。

3、申告書類を提出

申告方法は3つ

  • 窓口に持参
  • 郵送
  • e-tax

での提出方法があります。

また、申請書類は国税庁HPから専用の形式をダウンロード可能です。

提出先は、納税地の税務署です。

間違いのないように提出しましょう。

パソコンがなかったら

青色申告をしたいけど、パソコンがないという方もいらっしゃるかと思います。

そんな方はコストはかかりますが、税理士さんに相談することをおすすめします。

簿記や帳簿の知識があっても、パソコンがないと時間がかかるのであまりお勧めできないためです。

税理士さんに頼むと、規模にもよりますが1か月15000ぐらい+申請する度に作成料。

自分でやるよりはお金がかかりますが

税理士さん目線で事業についてのアドバイスや、節税の知識を教えてくれるので

コスト対効果はあります。

もし青色申告したいけど、パソコンがなく迷っている。

そんな時は税理士さんに相談してみてください。

もちろん、パソコンを購入して頂ければ慣れると仕事の効率が良くなるのでおすすめです。

ただ、パソコンの基本的なワード、エクセルが出来ないとあまり意味がないので

パソコンがなかったら税理士さんでいいかもしれません。

青色申告はなぜ青なのか

「青空のように一点の曇りのない申告をしよう」

昭和24年に施行された制度です。

そのため作成する資料が多く、その資料は7年間保存することと決められています。

帳簿は少し複雑ですが、慣れてしまえばメンドクサイだけです。

経営を続けていくと重要になってくる

何に経費が多くかかっているのかという詳細が分かるので青色申告は個人的にはお勧めです。

貸借対照表とか損益計算書とか聞きなれない言葉を前にすると

初めはできるのか不安になりますが、初心者の方でもパソコンとソフトがあればできます。

青色申告協会や、商工会議所、ネットでも検索すれば分からないことがない時代です。

最初はお店の準備で、経理まで頭が回らないこともあるかもしれませんが

経理をしっかりすると

どこでどれだけ利益がとれているのかも分かります。

これはとても重要なことです。

利益を求めてばかりではダメですが、最後に悩んだ時の選択肢として利益をとるのも一つの手です。

そのためにも日々の帳簿に慣れて、支払わなくてもいい税金の節約をするために

将来、残るお金が少しでも多いに越したことはありません。

そのお金でもっと事業を大きくしたり、大きな機材を購入出来たりと

やりたいことの実現にも繋がるかもしれません。

重要なのは自分に合った帳簿方法を見つけること。

自分の収入が会社員の頃と同じぐらいであれば、無理して自分で青色することもない場合もありますが

  • 赤字を繰り越せたり
  • 家族から手伝ってもらったときの給料を経費にできるなど

青色白色の違いを理解し、自分のメリットになる選択をして正しく申請できるといいですね。

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