新作ケーキを考えている時
どんなケーキにしたら売れるのか、悩んでいませんか?
この記事で紹介する新作ケーキ作り方で
売れるケーキのアイディアが出てきます。
なぜなら、実際に焼き菓子専門店を経営している私が
実践して効果を感じているからです。
この記事では、新作ケーキを作るときに考えたい
アイディア集を紹介してお客様に喜ばれ
自分もハッピーになれる方法を紹介します。
読み終わる頃には新作ケーキのアイディアがどんどん出てくるので
何から試してみようか、楽しみになっているはずです。
早速ご紹介していきます。
アイディアの出し方、具体例
- 誰かのために作る
- 自分の好きな食材を使う
- 地元の特産品を入れる
- 土地柄を入れる
- 旬のイメージを入れる
- 珍しい食材を使う
- どこにもなかった思い切りをする
- 大きい、長い、とにかくビックにする
- 注意したいこと
それでは、順番に説明していきます。
誰かのために作る
好きな人に食べて欲しいケーキは何ですか?
きっと、好きな人がもらって喜んでくれそうなものを考えるはず。
それを作るだけです。
- 好きなケーキはショートケーキ
- 甘いものは苦手
- 食が太い方だから大きめに作ろう
好きな人は異性とは限らず
家族、友人、先輩、後輩、知人や友達の家族…
その一人一人のために作ります。
それだけで、どんな人におすすめのケーキなのかをはっきりとお客様にも伝えられます。
どんなケーキなのかが伝われば、誤解なくケーキを食べてくれて
満足感もアップします。
甘いものが苦手な父に買おうかな…
自分で買わなくても、誰かのために買ってくれる
今買わなくても、上記のような場合
父の日にはあなたのお店を思い出してくれます。
自分の好きな食材を使う
至ってシンプルな方法です。
好きな食材を使ってケーキを考えること
苺が好きなシェフが作ったケーキ。
そこに品種にこだわりがあったら?
自ら収穫したら?
それだけで美味しそうです。
実際に収穫までするのは大変ですのでやらなくてもOKですが
体験談を入れると
頭に残るし、話題にもなる
何より勉強になるのでお勧めです。
地元の特産品を入れる
お店のある地域の特産品を使う事。
地元の方の支持はもちろん
お土産としても選ばれます。
また、食べ物の特産品は期間限定が多いので
限定品に弱い日本人にはとてもウケがいいです。
もしかしたら、ふるさと納税返礼品に出来るかもしれませんし
地元ならではの捨ててしまうけど品質はいいものが
安く手に入るかもしれません。
土地柄を入れる
食べ物の特産品と似ていますが、例えば
近くに〇〇城の跡地や観光名所があるとき。
ゆかりのものを取り入れるのです。
城主が愛したもの
名所の○○からイメージしたケーキ
それだけで興味を引けます。
そし、その内容が分からないお客様がいても
教えてあげたり名所を紹介することでお客様とコミュニケーションも図れます。
旬のイメージを入れる
ケーキで王道と言えば、秋はモンブラン。
フランス産の栗の缶詰を使えば、年中人気商品を店頭に並べることが可能です
敢えてイメージと合わせて販売すると
限定感が出ます。
バレンタインのチョコレートなどがそうです。
珍しい食材を使う
知っている人は知っているけど
多くの人は知らないようなことをケーキに使うことです。
夏に旬を迎える赤い野菜のルバーブなど。
(赤だけではないですが)
前はなかった、海外の物だったり
量が少なくてなかなか手に入らない食材を使って
知識を植え付ける感じで販売してみてはどうでしょうか。
どこにもなかった思い切りをする
食欲が無くなる色と言われている青いケーキを作る。
テレビやニュースでは、スイーツ弁当などもありますね。
見た目は弁当なのに、お菓子で出来ている等々。
大きい、長い、とにかくビックにする
ロングロールケーキ
ビックなシュークリーム
高さのあるミルフィーユ。
子どもの頃に戻ったかのように、バカみたいなことを実践するのも
面白さがあって楽しいですよ
実際に、私が修業時代に1年に3個ほどしか出なかった
ホールのケーキが10倍以上
今のお店で売れています。
(細かく計算してませんので誤差あるかもです)
注意したいこと
「世界一美味しいだんご」
こうやってお客様の関心をひく事は出来ます。
しかし、美味しさの好みは人それぞれ
目玉焼きには醤油派か、それともソースか…
その人の好みの味付けに出来ない限り
世界一美味しいケーキを作ることは無理だと思っています。
もちろん、美味しいからお店をしているんだ
世界一美味しい自信がある
このこと自体に異論はありません。
ただ、先ほど言ったように好みは人それぞれ。
世界一美味しいなんてウソだった、というイメージが広がり兼ねないので
そのリスクを背負うことはしなくていいのなら
背負わない選択をしたいからです。
作った本人が一番美味しいと思っているからお店で売っているという事は
お客様も分かっています。
自分の美味しいと思う味を、全てのお客様に強要しないのがいいと思います。
それでもアイディアが出ない時は
放棄してみる
リフレッシュしてみましょう。
何をしてもうまくいかない時だって人間ですから同然あります。
そんな時は思い切って考えるのをやめてみて
読書をしたり、自然が多いところに出掛けたり
キレイな風景を見たりして、心と体をリフレッシュ。
すると、思いがけない時に”ふと”アイディアが出てくることも
世界が注目するIT界の異才、
オードリー・タン
デジタルとAIの未来を語る
という本でも著者が
寝る前に資料を読み、目覚めたらアイディアが出てきたと語っています。
オードリー・タン 台湾のデジタル担当政務委員(閣僚)
まとめ
新作ケーキを考えるとき
困ったら、まずは好きな人のために作るのが一番おすすめです。
好きな人の好きなもの、好みに合わせたケーキができれば
同じようなお客様にきっと届くはずです。
好きな人にも喜んでもらえて
お客様にも喜ばれたら
すっごく嬉しいですよね。
みんながハッピーになれる、そんなアイディアの出し方
是非、お試しください!
おまけ
売れる商品はお店が作るのではなく、お客様が作るもの。
お店をしていて思うのは、お客様にその商品を選ばれているから売れる。
ということ
選ばれるには、どうしたらいいのか。
お客様が求めている商品は何なのか
そこを突き詰め新作を考えていく
食べたいと思っている人に届けて認められてこそヒットに繋がります。
せっかく作っても
そのケーキを食べたい!
と思っている人に届けなければ、作った側も面白みが少ない…
お店の情報をうまく発信して
届けたい人に届ける。を実践してくださいね。
どうやって情報を届ければいいのか分からない
お店情報の発信の仕方がイマイチ分からない方は
下記事を参考にどうぞ。
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