取り敢えず、気が付いたもので何でもいいから宣伝してみる。
お客様から知ってもらえるように、開店当初は宣伝費を使いました。
開業当初はどんな広告の仕方が効果的なのか、自分でも分からないので自分のお店に来てくれるターゲットとしている女性客の年齢層に効果的だと思われる物を導入したからです。
最初はそれで良かったと思います。しかし、何年経ってもそれでいいのでしょうか。
創業当初にしていた広告がどれも効果的で割にあっているのであればいいでしょう。問題ありません。
しかし、時代が変わっていくように人が情報を入手していくものも変わって行きます。また、何十年とお店を続けていればお客様の世代も変わって行きます。ターゲットとしていたお客様の次の世代からもお店を選んでもらうことができなければお店の存続は無理です。
では、どのようにして効率的に宣伝をしていけばいいのでしょうか。
それはお店にしかわからないことです。一緒に考えて行きましょう。まずはどんな広告があるのかを挙げてみましょう。自分ができるものだけでいいです。
新聞広告、チラシ、ポストイン、sns、クチコミ、雑誌などの特集、地方紙の宣伝欄、クーポン発行など
全てあげたら、それを一つずつ実行していくだけ。ここで重要なのは、一つずつやることでそのものの効果が見えやすいのでいいです。さらに、○○を見たと言って下さいというとお客様が何を見てきてくれたのかわかるのでいですね。
あとは宣伝の効果を自分なりにデータなり手書きなり残して保存していくことを繰り返すだけ。
この方法だととても時間がかかりますし、有効的な宣伝方法が何なのかを実感するまでお金もある程度必要となります。せっかくお金をかけて地方紙に宣伝を出したのにあまり効果がなかったということにもなりかねません。
しかし、自分ができることの中で効果がありそうなものだったら無理のない範囲である程度お金もかけつつ時間も使いながら試してみるのはいいと思います。
時には、営業の方が来て宣伝を進めてくるかもしれませんのでやってみるのもいいでしょう。効果が得られなかったらやめればいいだけです。
あくまで無理をしない範囲で行いましょう。
私は自分で作った菓子を売る、菓子店を経営しています。
段々と経営はこんなものなのだという感覚をつかめてきたら、もっと効率的に宣伝する方法はないのかと考えました。
いろんなもので宣伝広告をしてみて、一番効果の良いものを選ぼう。
自分のお店に来てくれる人がどんなものを利用しているのか調べてみる。
女性は何を見ているのか。
男性は何を見ているのか。
新しいお店の情報をどうやって仕入れているのか。
菓子を買いたいと思ったときに行う行動はどんなものなのか。
新聞折込
地域冊子掲載
ポストイット
店舗配置型
SNS
効果とは反響の一番いいものを選ぶのではなくて
自分のお店に今来て欲しい人、いわゆるターゲットとしている人が利用しているものを利用するのがいいと感じました。
女性からの人気が高い抹茶味。女性に宣伝するにはどうやればいいのか。
若い方向けの話題の味。(タピオカとか?)若い方に使われているSNSは何か。
男性からはプロテインでしょうか。タンパク質入りの菓子を作ったとしたら、ジムやその周辺にチラシを置くとか。
ターゲットにしたい方が多く利用しているものを使って広告した方が効率的
(実践するには調査が必須になってくる。)
今必要としている人に向けての広告が出来ないと広告が無駄になりかねない。
無駄にはならないかもしれなくても、もっと効率のいい宣伝ができるので費用対効果がとてもいい。
甘いものが苦手な方に菓子の宣伝をしても意味がない。
誰かにあげるために、という宣伝効果は期待できるが
自分が嫌いなものを誰かにあげたいとはあまり思わない。
ひとつずつ試していって、どの層がどんな職業の方が来てくれるのか調べておくと
新商品や企画などする際に大いに役立ってきます。
ここで5つの宣伝についてどんな利点や欠点はなんでしょうか。
新聞折込
折込チラシはチラシの作成に手間と予算がかかる。
他のものに紛れて捨てられかねない。
だから、目につくようなデザイン性、ストーリー性が大事。
残るものなので興味のあるものだとクチコミにも繋がる。
地域冊子掲載
料金が高いのが一般的。写真取りや聞き取りに時間がかかる。
しかし、発行部数が多く地域に根付いているものが多いので近所の方から来てもらいやすい。口コミが広がりやすい。
ポストイット
折込チラシと一緒でほかのものに紛れて捨てられやすい。
数入れないと効果が期待できない可能性大。
しかし、何度も入れることで名前を憶えてもらえる。
自分ピンポンして配るのが理想。時間がかかるのが、必死さは伝わる。何度も同じお店の情報を目にすることで親近感が湧いて信頼性に繋がることも。
店舗配置型
お店にチラシを置いてもらうことになるので逆に自分のお店にも設置することになる。場所が必要、自分のお店で自分の商品よりも他店の宣伝をしてしまうことになる。
お店の人にどんなお客様が多いかあらかじめ聞く事ができるので効果的なチラシ効果がある可能性がある。
相乗効果にもなる。お店同士仲良くなれる。
SNS
悪評化がつくと凹むので、耐える強さが必要。日々新しい情報が更新されていくので常に最新の情報を後悔することが望ましい。
それぞれの特徴を利用した広告掲載ができる。
自分で写真などを準備できれば、さらに効果がある。
動画もいい。
無料で利用できるものもある。
プッシュ営業はライン@がお勧め。
LINE@の効果測定なら【Poster】(おまけ)手紙を書くという方法もある。
これには住所と氏名を集めて置く必要がある。
リピーターを増やしたいときに手紙を送ると効果があります。
情報の集め方は、お店に来てくれた方にアンケートをお願いする変わりに何かをプレゼント。
スタンプカードに記入する箇所を設ける。など
(個人情報の取り扱いには十分にご注意ください)
今の時代、何でも横書きでメールや電子のものが多いので思い切って手書きで手紙を出してみるのも面白い。
美容室などはすでに実施しているところが当たり前になっているので、他のお店がしないことをあえて自店でやれば目立てる。
自分のお店と似たようなお店を探して、売れているお店の真似をすることはとてもいいこと。
それ以外に自分のお店の特徴があればお客様の記憶に残りやすい。
地域の人が利用するお店なのか、全国からのお客様を狙うのか、海外のお客様を呼ぶのか。
それによって登録するべきものも違ってくる。
地域であれば、ふるさと納税への登録。
全国であればHP強化、観光アピール文言に周辺のみどころを入れる。
海外であれば言語は必須であり、口コミや検索サイトの利用も視野に入れる。
ターゲットにしているお客様はどうやって自分のお店を知り、
なぜ自分のお店に来てくれるのか
自分のお店がお客様に与える影響は何か。
そしてどうやったらまた来てくれるのか
お友達におすすめしてくれるのか
良い評価を残してくれるのか
お客様の嗜好などは常に変わっていくので常にお客様の声を大事にしていくことが重要。
LINE@運用ツール【Poster】小さく始めて小さく続ける|細く長くお店を続けていく