お店運営について

ロスを少なくするデータを残していますか

更新日:

〇月〇日(〇)

天気 ☀

気温 22°―15°

三連休初日

予約〇件

〇を購入多い〇少ない

12時ごろ多い15時ごろ少ない

開業したばかりの時

忙しくて目の前の仕事に追われる日々。

データを気にしたことはありませんでした。

とにかく、今日を乗り越えよう。

作って作って、それでも作って、少し気を抜くと材料発注し忘れて。

何度、取引先に感謝したかわかりません。

こんな抜けている自分でしたが何とかなるものです。というか、何とかやっていくしかありませんでした。

自分のお店は当日売りにこだわる焼き立ての焼き菓子のお店なので、作りすぎると余ってしまいそれが全てロスにと変わります。

せっかく作ったお菓子が次の日も売れないため、廃棄となる。最近食品ロスが話題にもなってきていますがお店の気持ちがとても良くわかります。ニュースを聞いているだけでは、なんでそんなに作るんだバカなの?と、思っていたのに。

いざ自分がお店をすると、せっかく欲しい買いたいと足を運んできてくれたお客様を手ぶらで返したくない。せっかく来てくれたのだから欲しい商品を購入してもらい満足して帰ってもらいたい。そう思うのです。

ロスを少なくするデータを残さないと、次に繋げることができません。

それはどういうことかというと、洋菓子店で言えばクリスマスやバレンタインデーといったイベントの時のデータを残しておくことをしないと何を基準に商品を作る数を決めるのか分からなくなってしまいます。

去年のデータがあれば、天気が良かったから昨年はたくさん売れたのかな。一昨年は土日と絡んだイベントになったのでたくさん売れたのかな。じゃあ、今年はどうだろう、と言ったように予測を立てることができます。

もちろん、予測を立てても外れることはあります。しかし、何を基準に考えて商品の数を決めたかによって気持ちが違うのです。精神的に楽ということです。

何も考えずに予感だけで当たれば時間もかからないしいいのかもしれませんが、データをある程度見て予測しその分のお菓子を作る。そうすればもし予測が外れて余ってしまっても、きちんとした理由があって作ったことなので来年はもう少し宣伝してお客様にきてくれるように努力しよう。または商品が足りなくて追加で作った時には、来年もう少し多めに作ってお客様に届けられるようにしよう。などと次に繋がる反省をすることができます。

人の記憶は結構曖昧で、簡単に忘れてしまうものです。

クリスマスの予約をしてくれたお客様。有名店がたくさんある中でも自分のお店を選んでくれて注文してくれた。お客様の顔を忘れる訳がない、そう思っていても①年後には忘れてしまうものです。

それをパソコンでもいいし、手書きでもいいので自分が後から見ても分かる様にメモを残しておくと思い出すことができます。

次に繋げるため、大事なことを思い出すためにデータを残すことはとても重要です。

最初はどんどん作っても余ることはありませんでしたので、とにかく作れる量をできるだけ作っていました。

しかし、そんな日も長くは続きません。

本当は続いたらいいのかもしれませんが。

そうすると、過去のデータを元に作る量をある程度決めなければいけません。

せっかく手間をかけて作ったものがロスになってしまうようではマイナスです。

どんなに忙しくても、具合が悪くないのであればデータは必ず残すこと。

何度もくり返しになりますが、後で後悔しないためにも自分が分かる様にメモを残しておきましょう。

お客様はなぜ自分のお店に来てくれているのか。

電話で問い合わせがあったこと。

店で接客をしていたら聞かれたこと。

お客様とのやりとり。

何気ない会話。

できれば、ここまでメモに残しておくといいです。

できればお客様別に。(自分はしていませんが)

名前が分からない時は、特徴をかいておくといいです。

また、お客様が店員に聞いてくるってことはよっぽど知りたい情報です。

もしかしたら、その情報を聞きたい方が他にもいらっしゃるかもしれません。

その情報は自分と聞いてきてくれたお客様の間で共有するにとどまるのはもったいないと感じます。

すぐに、ブログでも何でもいいのでSNSで発信する。

2人で共有するより、みんなで共有した方がお店の事を知ってもらえる機会も増えます。

自分はなかなかSNSをうまく活用できているのか疑問に思うこともありますが、とにかく聞かれたことはすぐに何かしらで発信した方がいいです。お店の情報は多いに越したことはありませんから。

ただ、snsにばかり気を取られていてもいけません。無理せずに続けていくことが大事。

お店をやっていくうえで重要なのことの一つですが無理をしないこと。

無理やりお客様に商品を売ってもそのお客様が満足してくれなければ意味がない。

時には無理することが必要になってくるときもあるけど、毎日無理をしていたら疲れますし、せっかく自分のお店を持つことができたのだから

無理せずして続けていければいいかなと思います。

楽しく続けていくために。

自分のお店は市街ではなく、少し離れたところにあります。

銀行の融資を受ける際に立地が悪いとさんざん言われました。

なので、市街に新店舗や似たような競合店ができると、お客様が減ります。

どんどん新しいお店ができて、お客様の取り合いになります。

でも、お客様が戻ってきてくれるには、他とは違う何かや、また行こうと思わせるキッカケや、思い出させる機会や、口コミ、SNS。

たくさんありますが、何も経費をかけずともすぐに出来るのが接客だと思います。

つまり、お客様にファンになってもらうように接すること。

だから、天気やイベントの記載も重要だけど、お客様の声を大事にしてその声に応えていく努力をして、その努力をお客様にも気づいてもらえるようにしています。

それはお店でアピールすることは難しいですから、わたしはブログを利用しています。

普段はSNSで発信するけれど、気持ちの面で伝えたいことがあるときには文章が長くなってしまいますのでブログが合っています。

自分の気持ちを整理することもできますし、何度でも書き足したり変更したりできるので

話すことが得意でない人にもおすすめです。(私)

充実・満足のSeesaaブログライフ

自分ひとりでお店に立っている特典は、お客様との距離が近い事。

その日に話したことをちょっとメモしておくだけで、出かけたときにそういえばこの間のお客様があんなこと言ってたな~

と思い出して、次はこんな事を話題にしてみようかな。

とか、話が得意でない私なりの努力をしています。

とはいっても、帰ってくる返事の予習まで出来るわけでないので、話の切り返しに困ってしまう時があります。

いつか自然と会話が成り立つ関係になれたらいいな。まだまだ勉強中です。

ということで、データを残すことの重要性を説明してきました。ロスのデータはもちろんのこと日々のお客様の情報などとにかく細かなことからメモに残すようにしていると、後から役に立ちます。

これは営業マンだった頃に培われたことでもあります。最初は面倒くさいと思いますが、自分のことを覚えてくれていると嬉しくないですか?覚えられてしまったというちょっと恥ずかしい気持ちもありますが、私は嬉しいです。

ロスを少なくするためのデータ

後から後悔しないためにも、次の利益に繋げるためにもちょっと面倒でも頑張って残していきたいですね。

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