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あなたのお店のコンセプトは?|コンセプトとは何か|伝え方、例

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お店の取材が入ると、必ずと言っていいほど聞かれる項目でもあるコンセプトについてお話していきたいと思います。

突然ですが皆さん、コンセプトって意味、説明できますか。

すみません、私は出来ません。

でも、お店で大事にしていることは何ですか。と聞かれたら

はい、説明できます。

  • お客様一人一人に合わせた心遣い(接客)をすること
  • 時間をかけずにスマートな提供をする
  • こだわりの品質を保つこと
  • なるべく地元の材料を使った物を扱うこと
  • 地区で一番美味しいものを提供すること

では、その中で一番大切にしたいことは?

こだわりの品質です。

=コンセプト。

又は、競合店と違うところや強い意志を挙げればいいと思います。

私の場合はやきたてパン屋さんのような焼菓子屋さん。焼きたての焼菓子を販売すること。

これは、お店を始めたいと思って受講した創業に関した塾でのこと。まず初めに聞かれたことです。「あなたのお店のコンセプトを教えてください。」

なんとなく意味は分かっていても、初めてお店を開こうとして何から手をつけたらいいのかも分からない状態での授業でのコンセプト発表でした。

あるいは新規オープンしたての時、取材でのお店のコンセプト発表。自分のことなんだけど、自分がやりたいお店の事を聞かれてるんだけど、誰かの前で発表するとなると…。困ってしまう事ありませんか?私がそうでした。

とは言っても何これと難しく考えずに、これだけは譲れないという事を挙げればいいと思います。とにかく安くていいものを提供するのが大事だったらそれがお店で一貫して貫くべきもので、お客様もそれを期待して来てくれて、その期待が満たされるとリピーターになってくれます。

お客様側からしたら、コンセプトとはそのお店の「安心」その一言でまとめられると思います。

安さをコンセプトにすれば、お客様は安さを求めているときにあなたのお店を想い浮かばせるでしょう。

高品質をコンセプトにすれば、お客様は自分へのご褒美や、誰かへのお土産などと特別な時に利用しようと思うでしょう。

しかし、ここでコンセプトがしっかりとしていないと、お客様はあなたのお店の事を思い浮かべられません。

理由は今後、記事にしていく予定です。

もし自分がお客様だったら。と、置き換えて考えてみてください。自分とお客様層が違う方は自分の母親、父、祖父、祖母、叔母、兄、友達、知り合い、誰でもいいのでいろんな人に聞いてみるといいです。取引先の方でも良いし、見積もりをもらおうとしている業者の方でもいいし、その方に家族がいたらその方に聞いてもらうのだっていいでしょう。

誰かに紹介してもらってもいいと思います。素直に、困っているので助けてください、教えてください、と言えば誰でも相談にのってくれるはずです。

どんな仕事をしていようとあなたのお客様になってくれる可能性はありますし、なってくれなくてもみんなが消費者であり、その人たちの動向を知っておくことはとても重要なのです。

大手のお店でも、うちのお店のコンセプトは〇〇です。なんて宣伝しているところはあまり見たことがありません。

でも、そのコンセプトを前面に打ち出して宣伝していくのはとても重要です。お店の名前を憶えてもらうより重要かもしれません。

実際お店を経営している今でも、コンセプトを簡潔に話すのは難しいです。というのは、いろんな伝えたいことがたくさんあるから。お店の取材が入ると、必ずと言っていいほど聞かれる項目であるコンセプトですが、難しく考えなければ簡単です。

その中でも一番大切にしている事ってなんだろう。コンセプトが決まっていない方はもちろん、コンセプトがある程度決まっている方も改めて考えてみてはいかがでしょうか。

お店をしていると、コンセプトはこれだから、これに基づいて経営しようとか考えながらしていることはほとんどありません。当たり前について来ることだからです。ただ、迷うときにコンセプトを考え直すことはあります。売る商品を決める時、宣伝の仕方を決める時、コンセプトから少し外れてしまうけどこっちにしたら楽だな、効率的だなとか。結局コンセプトは崩せない訳ですが…。

これは余談ですが、みんなコンセプトが重要だとはいうけれど、それほど重要でしょうか。準備していると、忙しくて頭が混乱し、コンセプトってなんじゃーい!って叫びたくなります。聞きなれないし横文字で聞かれてもなんとなく思いのつまった返事しかできない事ってありませんか。

そんな時はコンセプトとは少し違うかもしれませんが、私はこんな思いからお店をやってみようと決意し、挑戦してみました。

そんな決意でもいいと思います。

あるいはこんな言い方はどうでしょうか。創業塾の先生や、記者の方が聞きたい事とは違うかもしれないけど、私の思いはこれです。そうやって自信をもってお話ししてみましょう。又は、コンセプトと言えるかはわかりませんが、とか。まだうまく説明できませんが、とか。

私の場合だったら、パン屋さんのようなやきたての焼菓子屋さん。ここも詳しく説明したいところですが、話すと長くなるので別記事にまとめることとします。

やきたて、という範囲には人それぞれ考え方に違いがありますが、当日焼いたものをその日のうちに販売すること。又は、焼いてから24時間以内に販売すること。等と、自分の中での決まり事を作ること。それがコンセプトの中身です。

まとめ

コンセプト=これから一番大事にしていくこと。ずっと貫いていくこと。

コンセプトがしっかりしていれば経営に1つ芯が通っていて自分でもこれだけは大切にという気持ちも込められ、そこにストーリーができます。ストーリーができると、人はそこに惹きつけられます。惹きつけられるとファンになる。ファン=リピーター。常連さんは本当に大事でありがたい存在なのです。

さあ、今一度コンセプトの中身をしっかりと理解し、自分の気持ちをまとめてみましょう。

小さく始めて小さく続ける|細く長くお店を続けていく

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