親子留学で一番大変だと感じたことについて。
それはストレスです。
親子で留学しているわけですので、誰が子供を守るって自分しかいません
周りに知っている日本人がいるわけでもない、
友達も家族もいないので
自分がひとりで子供を守らなければいけません。
そのため基本的に24時間一緒です。
日本にいたころは保育園や幼稚園などの学校や家族
信頼できる大人にみてもらう機会があります
留学中はもちろん最初から信頼できる人なんていません。
見てくれる人がいないので24時間一緒なわけです。
しかも、危ない目に合わないように危険を早めに察知しようとアンテナをはることになります。
私は親子が一緒に受ける授業がなかったので自分の授業があるときには子供と別々でした。
厳密に言えば24時間ではありませんが毎日3回の食事、お風呂、睡眠すべて誰かの責任ではなく
自分の責任で子供と過ごすことになります。
そこで貯まってくるのがストレスです。
これが本当に一番つらかった。
最初の1週間はどんな生活習慣になるか見当もつかないので疲れは感じませんでした。
次の1週間はだんだん現地の生活に慣れてきて、だんだんと辛くなってきました。
ここでマッサージに行ったり、フィリピンで有名なアクティビティでうまくストレス発散できていれば問題ないと思います
3週間目になると、早くも帰国のことを考えている自分がいました。
終わってみれば、楽しい思い出もあるし行って良かったなと思います。
しかし、頼りにしている友達や家族と話しできないのは少し辛かったです。
そこでストレス発散のためにしていたことは、
友達・親に電話で相談する
現地でできた日本人友達に愚痴る
楽しい将来を想像する
私はフィリピン留学経験を持つ友達に相談できたことが一番のストレス発散となりました
留学前は前で不安があって、留学中は留学中で不安になる。
そして留学後
留学後も不安はあります。
きっと、どんな生活をしていても
人生に不安やストレスはつきものです。
全く不安やストレスなく生きている人はいないのではないでしょうか。
それなら今あるストレスとどうやって付き合っていけばいいのか。
この不安を消すためには何をすればいいのか。
そんな風に留学中は自分と闘っていました。
留学でストレスや不安を感じても大丈夫。
留学していなくてもあるものだし、誰もが感じること。
そう思いながら留学生活を送りました。
よく食べてよく寝て。
無事に帰れればそれだけでいいじゃないか。
だって、誰もが経験できるものでないことを経験できたのだから。
今ここでしか出来ない経験をして帰ってきた。
それだけで十分。
欲を言えばキリがないのでここでは言いません(笑)
親子留学では、自分の子供だけでなくおじいちゃんおばあちゃんも一緒に連れて行ける学校もあります。
しかし、学校によってシステムも様々。おじいちゃんおばあちゃんも必ず勉強をしないといけない学校もあります。私が選んだ学校もそうでした。初めての親子留学だったので自分の父親を連れて三人で行こうと試みましたが、父親が勉強はしたくないという意思がありました。
お金があれば、授業料は払って出席しないということも選択肢にあったかも知れませんが、現地の先生も生徒がいないと給料がもらえなくなってしまったりしてしまうかもしれませんのでその選択をしなくて良かったなと思います。
ここで余談ですが、フィリピンの先生事情をお話ししたいと思います。
フィリピンの先生事情
日本での先生といえばきちんとした給料をもらっているイメージですが、フィリピンでは先生といってもお給料はとても少ないと聞きました。調べたのではありませんが日本の生徒さんが先生を誘って食事に行く時は、食事代を先生の分も払うのが普通だとか。
先生と一緒にご飯を食べるだけで英語の勉強になるし、授業では分からない日常の英語が聞けるのでいいですね。しかも、フィリピン料理は美味しいし安い。一度宅配ピザを頼みましたが、現地での一回の洗濯代と同じでした。ピンと来ないかもしれませんが、150ペソです。
洗たく事情に関しては後で詳しく説明します。
生徒に誘われたら理由がないと断りにくいのもあるのかもしれません。ほとんどの生徒がワンツーマン授業を選択しています。ワンツーマン授業が安い理由でフィリピン留学を決める方が多いと思います。
学校では先生の点数をつけたり、先生を評価することがあるので先生からしたらその時のために少しでもポイントをあげておきたい気持ちがあるのかもしれません。
また、ほとんどの先生は学校のお給料だけでは少ないので、オンラインの授業を個人でしているようです。学校が終わってからか、ワンツーマン授業がない空き時間にしています。だから、そんな貴重な先生の時間を奪ってしまわないためにも授業を休む場合は早めに連絡したいですね。
私がワンツーマンでお世話になった先生の中のひとりは、私より年齢が若い女性でした。とってもオシャレで、いつも可愛い服を着てネイルもしていて。日本にいる若い子達と同じようにオシャレを楽しんでいるように見えました。
その先生も、学校での授業が終わった後に入ってくるオンライン授業をしているそうです。そのため帰りの時間はいつも遅い。なのに朝も早い。時間をかけて学校まで出勤して、遅くまで働いてまた時間をかけて帰る。また多くの先生は、先生同士で部屋を借りて一緒に住んでいるようでした。
洗たく事情
生徒が学業に専念できるように洗濯をしてくれる方がいました。もちろん女性です。男子と女子の日にちを分けて洗たくしてくれるし、綺麗に畳んで返してくれるのでとても助かりました。洗濯ネットに入れておけば、見られて恥ずかしい下着などもそのまま洗濯してくれるので安心でした。
洗濯物は洗たくカゴに入れたものを一回ぶんとして洗濯してくれるので、他の人の洗濯物と混ぜて洗濯されてしまうということはありませんでした。監視カメラもついているので、もし洗濯物がなくなってしまっても日本人スタッフに相談すればカメラで確かめてくれます。
まとめ
親子留学で一番大変だったことは、子供と24時間一緒にいることになるので1人の時間が欲しくなること。でした。
どんなに警備がしているホテル内や学校の敷地内であっても、やはり子供のことから目を離すことができないので常に気をつけていなくてはいけませんでした。そのため時にはストレスが溜まってしまうこともあるけど、友達と電話したりアクティビティで発散してうまく気持ちを変換できるように過ごしていました。
もし、行く予定の学校とおじいちゃんおばあちゃんとの話が合えば2世代で一緒に旅行気分で出かけるのもアリかもしれません。エージェントさんに相談してみて下さいね。
親子留学と言っても学校によって様々だし、行く時期によっても日本人が多かったりそうでなかったり色々です。心配な点は遠慮せず何でもエージェントさんに聞いてみて下さい。親子留学した経験のあるエージェントさんもいますし、現地には日本人スタッフがいる学校も多いと思います。
渡航前にの不安を少しでも減らして、留学後は思い切り遊びと学びができるよう応援しています。
海外渡航前の不安・緊張から抜け出したい