渡航前の準備で一番大変だったことは、気持ちの整理。
海外で事故にあったらどうしよう。
病気になってしまったらどうしよう
おなかを壊してしまったらどうしよう
水が合わなかったらどうしよう
周りの人が嫌な人ばかりだったらどうしよう
こんなふうに、不安になることばかりが多くてなかなか前向きな気持ちになれませんでした。
当然ですよね、行ったこともない、見たこともない国に行こうとしているのですから。
ではどうやってその不安な気持ちから抜け出すことができるのでしょうか
不安なことを紙に書き出して何に対して不安になっているのかを知る
一番効果のあった方法はこれでした。たったこれだけのことですが、不安になっている時って頭の中が少しパニックになってしまってませんか?
緊張と不安が混ざってただただ、不安になっている。でも、冷静になって考えてみたらどんなことが不安なのかじゃあどうすればいいのかが自ずと見えてくるのです。
では、最初にあげたことについて考えてみましょう。
海外で事故にあってしまったらどうしよう
周りに知っている人がいないし、日本語も通じない中での事故。どこに病院があるのかも分からないしどうやって対処したらいいのか分からない。だったら調べればいいだけ。
Googleマップを開けば空港から近い病院や学校から一番近い病院が出てきます。大抵は病院に電話して救急車を呼ぶか、タクシーで行きますね。空港に着いたらまず連絡手段の確保をした方がいいでしょう。スマホはSIMカードを利用しますか?それとも、レンタルWiFiですか?現地で迷わないように空港にあるのだったら地図を紙で出して置いたり簡単な英語を紙に書いておくなどしてもしスマホがちょっとの間使えなくなってしまわないように準備して置きましょう。
タクシーで行くなら現金が必要だし、電話するとしても英語を話せなければいけません。学校でのサポートもあるかもしれませんので問い合わせしてみるのもいいですね。
病気になってしまったらどうしよう
病気になってしまうことは海外にいても日本にいても同じこと。もし病気になってしまったとしても、お金の心配をしなくていいように旅行保険に入ってから渡航しておけば日本までの航空券や家族が現地まで来てくれるためのチケット代まで保証してくれるものもありますのでお金と自分が安心できる丁度いい保険に入っておくと安心です。
おなかを壊してしまったらどうしよう
日本に住んでいても、少し体が冷えてしまったり脂っこい食事をしたらお酒を飲んだりしてお腹を壊すことはあります。
フィリピンだから不衛生ということはありません。トイレに紙を流せない事以外で特に不衛生と感じたことはありません。食事の際はしっかりとした制服を着た係の人が取り分けてくれるし、洗面台に石鹸もありました。行く場所によって違うかもしれませんが心配ならアルコール除菌をするとかお腹を壊しやすい人は整腸剤を多めに持っていくといいでしょう。
日本でも不衛生な場所はあるし、不衛生な人もいます。日本だから、フィリピンだからということはないです。
繰り返しになりますが、お腹を壊しやすい方は日本の常備薬を持っていくといざというときに手軽に飲めるのでおすすめです。それから、学校ではクーラーが効いて寒い時がありますので暑くても一枚重ねられるパーカーやカーディガンがあるといいです。
水が合わなかったらどうしよう
当然、日本の水とは違います。フィリピンでは水道水は飲むことができません。しかし歯磨きや食器洗いには日本と同じように使っても問題ありません。中には歯磨きにも飲料水をしようしている方もいますがほんのごく一部だと思います。心配でしたら飲料水を使えばいいし、慣れてきたら水道水を使ったっていいと思います。
ホテルや学校の至る所にウォーターサーバーが置いてあり自由に使うことができるので水に関してはそのウォーターサーバーでさえ心配だったら、スーパーで売っているペットボトルの水を購入して使うのかいいと思います。ただ運ぶのが大変だし重いしお金はかかります。
周りの人が嫌な人ばかりだったらどうしよう
周りの人が嫌な人ばかりだったら、逃げるしかありません。ひたすら1人で行動して嫌な人とはなるべく関わらないようにする他有りません。
マンツーマンの先生と合わなかったら事情を話して変えてもらったり、グループの生徒の中に合わない人がいても変えてもらったり。
同じ部屋の生徒と合わない場合にも相談してみるといいと思います。もし、部屋の子を変えることができなくても話を聞いてもらえるだけで少し気分が楽になりますしもしかしたら部屋を変えることができるかもしれません。
我慢することが一番ストレスが溜まることだと思います。何でも相談してみて、話をして見るのがおすすめです。
最悪、飛行機が墜落したらどうしようと、ありえなくはないけど可能性が低いことにまで不安になってしまうことがありました。
キャンセルしようか迷うこともしばしば。
でも時は過ぎていきます。
さて、今回はどうやってこの不安な気持ちをやりすごしていたかということを紹介してきましたが、私が一番効果のあったものは経験者の声を聞くことでした。
まずは経験者の声を聞く。
同じ国に同じような状況で行ったことのある人の意見を聞くことです。
ここで大事なのは、マイナスの事を聞くのではなくて、プラスになるようなことを聞くことだと思います。
例えば、スリが多いから行かないほうがいい。というものではなくて
スリ対策でバックは自分の目が届くところに離さずいること、スリにもしあっても大丈夫なように大金や大事なものをバックに入れておかない。
というような感じです。
まだ渡航することが決まっておらず、悩んでいる状態でマイナスの部分を聞かされてもまだ間に合います。
チケットの手配などをしていてもう行かないとキャンセル料もかかるし…
行くと決めてからのデメリットばかりを聞かされては不安な気持ちになって落ち込んでいくだけだと思います。
もし、話を聞いた人がデメリットばかりを話すようでしたら、話を切り替えたり場合によってはその人から話を聞かないほうがいいかもしれません。
正直に、不安な気持ちを消したいので、楽しいことやいいことだけを聞かせてと頼むのもありだと思います。
なるべく成功した人や、行ってよかったと思っている人の意見を聞いたほうが自信が持てるのでお勧めです。
海外に渡航するのって、きっと誰でも不安や緊張はありますよね。
お金や、準備するものなどたくさんあるけど、私にとって一番大変なのは気持ちの整理でした。
お金は貯めればなんとかなるし、準備も前もってやっていれば大丈夫。
でも、渡航するという覚悟がなければどこにも行けません。
格安LCCなどたくさんの航空券、旅行保険などが代理店からも安く購入できる世の中ですが、気持ちの整理までは代理店がしてくれるものではありません。
もし、行きたい気持ちが強いのであれば失敗談を読んだ上で、たくさんの成功のイメージをして目的を果たしていきたいものです。
大丈夫です、私でも無事に帰って来れましたから。
成功のイメトレをしてまずはケガをしないよう元気に日本に帰ることを目標にして。
ハードルは低く。
ただ、本当にダメそうだったらすぐに日本に帰ることも考えていいと思います。そう頭の隅にあるだけでとても楽でした。
海外旅行は自分の知らない未知の世界へ連れていってくれる、とても貴重な体験のできるもの。
留学は旅行とは少し違うかもしれませんが、行くだけで日本では体験することのできないことの連続です。空港に着いた瞬間の気持ち、足を地につけた時のワクワク感。どれもが行ったことのある人でないと経験できない気持ちです。
これからどんな新しい経験をできるのか楽しみですね。微力ながら、これから渡航しようとしている人の応援をこれからもしていきたいと思います。私ももっといろんな国に行ってブログでお伝えしていければなと思っています。
一緒に楽しみながら準備、計画していきましょう。
とにかく安く外貨両替したいなら。留学準備で大事な旅行保険について|親子でフィリピン留学